682番: 仏作文(13下)
- カテゴリ:日記
- 2020/11/05 19:43:24
問題B
1: 内閣総理大臣は、国務大臣を任命したり解任したりする力
をもっている。
ゴタの答案: Le premier ministre a le pouvoir de nommer et de
révoquer les ministres d'État.
正解は : Le premier ministre a le pouvoir de nommer et de
révoquer les Ministres d'État.
作文前に調べた単語
内閣総理大臣: premier ministre (m)
国務大臣 : ministre d'État
任命する : nommer
解任する : révoquer
≪感想≫
国務大臣は、『スタンダード仏和辞典』で調べたらministre d'État
ministre のMは小文字だったのだが・・・まあ、辞書が間違いということは
考えられないので、ゴタの答案も、自動的に正解修正となりました。
こういう単語は、フランス語の新聞や雑誌に目を通す機会があれば、
自然に覚えられるのだろうが、日本国内で学ぶ者のハンデですね。
東京なら、売店でル・モンドが買えたりするのでしょうが、
ここは大阪河北地区。河内のおっさんの町。そんなハイカラな
ものはありません。
ちなみに、今のフランスの大統領は誰?
何?ドゴール?あんた、天然記念物やわ。今はマクロン。
エマニェル・マクロンさんです。
【自己採点:0点 /10点】
2: 司法権に関する改革は、戦後の改革の中で最も重要なもので
あった。
※ 作文前に調べた単語
司法権:pouvoir judiciaire
改革 :réforme, もしくは réformation
ゴタの答案: Le réforme sur le pouvoir judiciaire était le plus imprtant.
正解は : Les réformes relatives au pouvoir judiciaire furent parmi les
plus importantes après la guerre.
≪感想≫
ひどい答案でした。まず、改革は複数形、次に「~に関する」を
関係のある」という意味の形容詞 relatif(ve)+(àに)を使っています。
そして動詞は、「単純過去」。そういえば、この手の歴史記述は、原則、
「単純過去」時制が使われるのでした。
parmi (~の中で)を使う発想は、ゴタの頭にはありませんでした。
これを使えるようにするには、問題文を自分なりに、予め、ある程度
変形しなけれなならない。
司法権に関する改革は、戦後の改革の中で最も重要なものであった。
↓
司法権に関する改革は、戦後の最も重要な改革の中のいくつかであった。
こういう変換が自然にできるまでには、まだまだ修行が足りないようで・・・
◆ 単語の勉強
♦ neuf と nouneau : どちらも日本語の「新しい」に当たりますが、
「私の今度買った車は中古車です。新車ではありません。」
Ma neuvelle voiture est une voiture d'occasion.*
Elle n'est pas neuve.
(* d'occasion 中古の)
お詫び
問題B1の解答が(第12回)の 解答になっていました。
問題B
1: 日本は自ら撒いた種を刈り取ることになる。
ゴタの答案: Le Japon aura faucher les graines il-même que il a semés.
正解は : Le Japon recueillera ce qu'il aura semé.