嫌だという感情への気づき
- カテゴリ:人生
- 2020/11/09 00:19:39
ただただ自己満ブログ。自分の頭の中の記録
最近は落ち着いていたのに…。久々の人格攻撃にグサッときた。
職場のある先輩は仕事がとても丁寧。一方の私は忘れっぽかったりガサツだから
その先輩によく怒られていた。その先輩に注意してもらって改善したところも
たくさんあってありがたいなと思っている。
でも一方で、注意するときにネチネチと人格否定をされるのでそれが苦手だった。
一時期はどんな些細なことでもすぐに指摘が入ってネチネチ言われて辛かった。
仕事を辞めたいと何度も思った。他の人が同じミスをしても怒られないけど
私がすると揚げ足取ってめちゃめちゃ責めてくるみたいな。
その時は私が悪いんだ、できない私が悪いんだとめちゃめちゃ自分を責めていた。
今思えばこれもインナーペアレントの仕業だったんだけど。
ここ1年くらいは態度が柔らかくなって話しやすくなって仕事で一緒になっても
全然気にならなくなっていた。
今日は朝から、仕事してたらいきなり「なんでそんなやり方してるの?普通しないよね?ありえないよね」といきなり言われた。久々のことだったので一瞬思考が
停止し、その時に自分の中に若干イラっとしたものが出てきた。そんな自分に
ビックリした。今までだったら「どうしよう…」って不安な感情と自分の行動を
責める思考が出てきていたから。
その先輩の注意してくれた内容自体ははっきり言って間違ってなかった。
だからイラっとした自分に対して「お前の仕事が雑なのが悪いのになんでお前が
イラついてんだよ」ってインナーペアレントからジャッジメントが入った。
一瞬「そうだよ、私が悪いのにイラっとするなんて」って考えそうになったけど
冷静になって今自分自身に対して批判的思考が向いたことを認識した。
次にイラっとした感情に集中しひたすらただイライラすることに集中した。
そうしたらイライラが落ち着いて冷静になって「たしかにこれはよくなかったな、次は気をつけよう」と自分の行動を客観視して反省することができた。
いままでの自分だったら自分を責めるだけ責めて問題解決の思考に
結びつけなかったから自分の思考の成長に感動した。
たださらにビックリしたのはイラっとした感情の分析まで始めたこと。
私は最初自分のミスを指摘されたことにイラっとしていたのかなと
思っていた。でも違った。その先輩が私自身を否定するかのような発言が
すごく嫌だったんだということに気づいた。
今までは人格否定をされても、そのことについて嫌だと感じることを脳みそが
許してくれなかった。あまりのネチネチ攻撃に他の先輩が心配してくれた時も
「私ができないところを教えてくださってるのでむしろありがたいです。
注意してもらえて幸せ者ですよね」なんて言っちゃってた。
ほんとは辛いって言いたかったけどそんな気持ちに蓋をして、そんなことを言っちゃいけないって脳みそが私を支配してきた。
「嫌だ」この感情を認めたらすごく楽になった。
今日はその後もネチネチといろいろ言われたけど、正直内容が理不尽なこと
ばっかりだった。
この人が怒っているのは私に落ち度がある訳じゃなくてなんかイライラ
してるんだろうな。その矛先が私に向かってるんだ、これは
私の問題じゃなくて相手の問題だなと客観視することができた。
ただ油断すると、インナーペアレントがすぐに私の言動一つ一つにジャッジメント
してくる。しかも先輩の嫌味に「そうだそうだ!」と援護射撃してくるので
つねに自分の脳内では攻防戦が行われていた。
自分でも無意識の間にインナーペアレントにジャッジメントされて思考を
乗っ取られると現実を認知するフィルターがマイナス思考になってしまう。
今日も結局脳内の攻防戦に負けてマイナスフィルターが発動しすごくブルーな
気持ちで仕事を終えた。
今まで自分の感情に蓋をして自分に寄り添わなかった結果、
自分自身が私の敵になっている。
だから少しずつ自分に寄り添って、私を攻撃しているもう一人の私と
仲直りしたいなと心から思った