-初恋-
- カテゴリ:恋愛
- 2020/11/12 05:59:17
-初恋-
「プロローグ」
僕は、中学一年生の2学期に転校先の中学校で、
彼女と初めて会った瞬間に恋に落ちた。
たぶん初恋だったと思う。
彼女は、バレーボール部、僕は野球部。
クラスは別々で教室も1階と2階で離れてた。
彼女は、確か階段の踊り場で、友達としゃべってる横を
僕が、通り過ぎたとき、そうあの瞬間、ど
れくらいの時間だったか覚えてないけれど
僕の足が動かなくなって、彼女を見つめていた。
彼女も友達の方ではなく僕を見つめていた。
1000年の時を超えて、僕たちは巡り合った。
そう思えるほど、
出逢った瞬間に、僕たちは恋に落ちた。
身体が熱くなり、心臓の音がドクドクと聞こえた。
僕は、「瞳があって君が微笑んでくれた瞬間に」恋に落ちて、
彼女は、「瞳が合った瞬間に好きになった」って言ってたね。
幼い僕らは、キスもしないまま手紙の交換や交換日記、
そして、部活の帰りはいつも手をつないで彼女の家まで送っていた。
彼女の手紙の封筒と便箋はいつもスヌーピーだった。
今も、スヌーピーは、僕のマスコットなのです。
お互いの友達たちと一緒に、スケート場にいったり、
映画を見に行ったり、楽しい時間を過ごしていた。
このまま幸せが永遠に続くと思ってた。
運命のいたずらが、二人を引き裂くときが来るなんて、
中学二年生の一学期の終業式の日に、
彼女が、親の仕事の都合で広島に転校することになった。
「私、一学期の終業式が終わったら広島に父の仕事の都合で引越すの・・・」
彼女は、泣きながら僕に言った。
一か月前にそう聞いた僕は、まだ現実と受け止められなくて、
「君がいなくなると寂しいけど、あっちの学校でも楽しんでね」
なんて馬鹿なことを言ってた。
つづく・・・かな??
おはようございます^^
コメントありがとう^^
恋愛は楽しいけど切ないです・・・
こちらの初恋も感情移入してしまいそうです><
中学生ってすごい。
私よりもすでに何倍も先を生きてる気がする。