PCオーディオ遊びに開眼中
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2020/11/17 21:39:05
PCの音なんて出りゃいいと思ってたアナログ一辺倒の私、潔く転向します。
好きな音量でスピーカー鳴らせる環境だし、ヘッドフォンは嫌いだし、
DACやヘッドフォンアンプにも全く興味がなかったのですよ。ですが、ですが。
先日USB1本で繋がるバスパワー駆動のスピーカー買って感心し、
ほぼ同じ大きさのをもう一台買った。なるほど、それなりに個性がある。
でも5cmユニットに多くは望めない。せめて10cmのフルレンジだったら……
あれこれ調べていてトンデモナイ傑物をAmazonで見つけてしまいました。
音楽愛好家なら食指の動くこと間違いなし、しかも3000円ですぜ!
下の名前で検索してくださいよ。私の驚きをマニアにも共有してほしい。
『Bluetooth 5.0 ミニワイヤレス ステレオパワーオーディオアンプボード』
50W×2のデジタルアンプ、バス/トレブルコントロール付きなのが嬉しすぎ。
電源は5V~27Vで動作、つまり殆どのノートPC用アダプタを使いまわせる。
もちろんマニアは乾電池にしてもよいし、大型トランスで整流してもOKだ。
そしてトドメ、Bluetooth対応! PCやスマホがそのままプレーヤーになる。
ステレオ3.5mmミニジャックでLINE入力もできる。
スピーカーは4Ωから対応できる。どうですか。え、驚かない?
年寄りでないとこの凄さは実感できないでしょうかねぇ。
トンコロつきパワーアンプと、無線でプレーヤーと繋がるシステムが全部入り、
手のひらに乗る筐体なんですよ。夢というより何かの冗談だと思っちゃう。
もちろん発注ですよ、へっへっへ。そんで何やるか分かりますよね。
ジャンク屋に行きエージングの終わってるヘタった安スピーカーを買う。
YAMAHA NS10MもBOSE301も、Bluetooth対応スピーカーに変身だよ!?
いかん、冷静になろう。小型スピーカーで様々なソース鳴らして気づいた。
磁気テープ録音全盛期の音楽はデジタルだと今ひとつ、ふたつに感じます。
CDが普及しデジタル録音が盛んになる80年代半ば以降はデジタルがいい感じ。
ソースのダイナミクスレンジと周波数特性の問題なんでしょうかね。
BlueNoteは物足りないけど、新しめのJAZZやROCKはデジタルがいい感じ。
古いクラシックは録音の巧拙が如実に出るのでCD以降が聴きやすい気が。
耳の悪い爺の繰り言ですからお気になさらず。でも面白いですねぇ。
ちなみに紹介した商品のICはTI社製で、音質の評判は悪いんです。
評価の高いTDA7492PEを使ったボードはトンコロが無いのばかりでチト残念。
【蛇足】
サンワのUSBスピーカーはMM-SPU6SV(旧機種)とMM-SPU7BKを勧めます。
最大5W前後、家で使う分にはおそらく十二分な音量で音質も素直なほう。
この他に安価な売れ筋でMM-SPU10BKというのがありますが……勧めません。
1台めは高域音の割れが甚だしく、出力、ヘッドフォン出力ともに小さい。
交換した2台めは出音はマシになったが、やはりヘッドフォン出力が微弱すぎ。
当たりに出会うのが難しいようです。サンワさん、品質管理ガンバッてー。
情報ありがとうございます。現代は様々な素材を混ぜたコーン紙があるんですね。
OWLTECH、出来はいいんですが当たり前すぎてつまらなくて……養子に出しました。
キャビは結局2種作りました。ONKYOの8cmフルレンジと、ビクター(偶然!)の10cmです。
6Ωの8cmはなかなか元気よく、ハイの出方も好みなのでトーンもほぼフラットで鳴らしてます。
ビクターの10cmは4Ω、大きめ(新書版ほど)のハコのせいか低音が少し過剰なので、
バストレブルを曲に合わせいじって満足しています。次は8Ωのユニットを探してみようかと思います。
昨今のパワードスピーカーもバカに出来ないものなのですね!
出力の表記が謎ですが、出音が良いのでしたらいいですね。
中身もしっかりした作りのようで、その辺りは日本の会社らしいのかも知れませんね。
OWLTECHはPC用サプライ品で知られた会社だったと思います。
アンプ用はパッシブスピーカーでないと繋げられないのですよね。
8cmのフルレンジをお探しなのですね。
お値段は少々いたしますが、ビクターだったと思うのですが、ウッドコーンスピーカーのフルレンジモデルはかなり良かったです。
良いスピーカーが見つかるといいですね^^
「いい音」より「好きな音/楽しめる音」を好む質なので、私はオーディオファンとは異なるようです。
ひとつご報告を。まだBluetoothアンプは到着してないんですが、スピーカー調達に出かけ、
アジア製の雰囲気濃厚な小型パワードスピーカーを捨値で買ったんです。中身入れ替えようと思って。
10cmと4cmの2ウェイバスレフ、出力10W+5Wという謎表記、音量とバストレブル、入力はLINEのみ。
全く期待せずスマホのヘッドフォン出力を変換プラグでラインに入れて鳴らしてみました。
……スティーリーダン、ウィーンフィル、マイルストーンズ、十二分に満足できる音で驚き。
開けてみると100Vをトランス整流しており、ICのヒートシンクも大きく、真面目な作りです。
製品名を調べたら15年前の廉価品でしたが、あるオーディオ書籍で褒められていたという話もある。
しかも日本の会社、神奈川県海老名市に本拠地を置くOWLTECHというメーカーだそうです。
気に入ったのでバラせなくなってしまいました。サンワサプライの2台と聴き比べて楽しんでます。
でも困ったことに、Bluetoothアンプ用のスピーカー探しが振り出しに戻ってしまいました。
口径10cm以上だとハコが大きくなるので、8cmのフルレンジ一発というのを見つけたいです。
コーラル、フォスターのフルレンジユニットをお使いになっていたとは羨ましいです。
私が使っているバックロードはFOSTEXのP1000-BHという既製品のエンクロージャなので、
ユニットを結線して取り付けるだけというお手軽な品です。
PC用にはELACのBS52.2も使っておりましたが、今は知り合いに譲ってバックロードだけで聞いています。
80年代半ばからのソースは従来とはだいぶ様変わりしたのですね。
その頃がCDへのターニングポイントだとすると、PCやスマホをプレイヤーにするのも大きなターニングポイントですね。
音の悪さを期待されているというのはなかなか興味深いですね。
でも現代のソースの圧迫感というのは私も分かる気がします。
私の場合は圧迫感と、シャープすぎる故か耳障りに聞こえる部分もあります。
可聴域超える周波数成分のご見解は私もその通りだと思っております。
ただ、CDとSACD・DSD音源をそれなりの機材で聴き比べると、
SACD・DSDの方がやはり滑らかで柔らかさも感じられる音になっていると私は感じました。
Bluetoothだとやはりレンジが狭まるのですね。
仕組み上非可逆圧縮をしているのでしょうか。
知り合いが昔スペンドールをクオードで鳴らしていて、
他のオーディオ仲間から称賛されたとの話を思い出しました。
スペンドールもクオードもレンジは決して広いものでは無いはずですが、
とても心地よい音を奏でてくれたと聞きました。
実際そのスペンドールだけを聞かせて貰ったことがありますが、独特の世界が良かったです。
ハイダイナミックレンジ、ハイパワー、高解像度が必ずしも楽しめる音とは限らないと、
上記のお話とユースケさんのお話から改めて認識した次第です。
往年の名機もきっと楽しめることと思います。
スピーカーに限らず、何でも選んでいるときが一番楽しいですね。
良い環境を迎えられる事を願っております。
大変ご無沙汰しております。FOSTEXの10cmフルレンジ! バックロードホーン! 音が想像できます。
コーラル、フォスターの10cm、16cm、8cmも買って使っってました。パワフルで大好きです。
バックロードやバスレフには難しい計算が必要なので、私の自作はブックシェルフ一辺倒でしたが。
80年代半ばくらいから、ピアニシモもしっかり聴こえる高度なコンプレッション(エキサイター的)と
徹底したマルチ録音とイコライジングで分離のよい音が一般的になったのは、デジタルのおかげでしょう。
プレーヤー代わりにPCやスマホ、USBのMP4データを鳴らす時代ですから、ソースはどれも高品位です。
ただBluetooth接続の機材に期待してることがありまして、それは……『音の悪さ』なんです。
現代のハイレゾ等のソースはどれも私の耳には、張り付くような圧迫感を伴っているのです。
おそらく可聴粋を超えた高周波成分がそう思わせるのだと思ってます。生楽器だと感じないんですが。
Bluetoothだと超高域がスポイルされレンジが狭くなるそうです。これは旧世代には聴きやすいのでは?
しかもゴチャゴチャしたコードも要らないのですからズボラな私にピッタリだと思ってます。
現在スピーカーの選定中です。超小型ユニットに内蔵するか、往年の名機をBluetooth化するか……ワクワクです。
以前は大変失礼致しました。
無線接続可能なアンプとは…当方存じませんでした…。
詳細なご感想、参考になります。
アナログな環境だとケーブルの処理に困りますが、
無線になるととてもすっきりしそうですね。
ソースについては私の貧相な思考だと、バブル期のCDの録音は割と良いものが多いように思います。
録音編集機材にもお金をかけれた時代だったので…。
でもユースケさんの仰る通りだと私も思います。
私は今はPC用スピーカには、FOSTEXTのバックロードホーンエンクロージャに同社のP1000K、10cmフルレンジユニットを組み合わせて使用しています。
アンプはCambridgeAudioの安物、Topaz AM5、DACはだいぶ前に買ったTEAC UD-301を使用しています。
PC環境での音はそれほどこだわっていなかったのですが、ケーブルの処理の都合もあり、大変興味深い日記でした。
ありがとうございました。