「初恋」のつづき
- カテゴリ:恋愛
- 2020/11/19 14:58:56
「初恋」のつづき
「キスの意味」
しばらく僕は、新幹線のホームで立ちすくんでいた。
彼女のキスの意味が何だったのか?
あれは別れのキスではなく、
もう一度ふたりが恋をするための
キスだったっていうことに気づいた。
僕は、なんて鈍感なんだ。
僕たちふたりは 切れない縁で結ばれている。
僕が抱きしめてキスをするべきだった。
待ちきれず彼女が、キスをしたんだ。
なんてバカなんだ。
もう彼女を離したくない・・・
どれくらい時間が経っただろうか。
重い足取りで家まで帰って
彼女に電話した。
「もしもし、もう家に着いた? 」
彼女は、驚いていた。
「見送りありがとう。」
「まだだよ 今買い物をしている。 どうしたの?」
僕は、
「君に大事な話をするのを忘れていた。」
彼女は、
「なに?なになに?」
僕は、
「会って話さなければいけないから 週末そっちに行くよ」
彼女は、
「週末来てくれるの?」
僕は、
「もっと早く 君に会いに行くべきだった。
僕はあれから新幹線のホームでずっと立ち尽くしていた。
そしたら頭の奥で 会いに行かなくっちゃって 声が聞こえてきたんだ」
彼女は、
「 嬉しい !とっても嬉しい。
あの別れ方はもう二度と会えないと思って
新幹線の中でずっと 泣いていたんだよ。週末空けとくね。」
僕は、
「 ありがとう。時間と待ち合わせ場所決めて連絡します。」
電話を切って新幹線とその晩泊る駅前のホテルを予約して
彼女から今までもらったすべての手紙を読んで寝た。
つづく
おはようございます^^
コメントありがとう^^
すごい展開になりますw
私もお互い付き合っている人がいるんだと思って読んでいました。
双方フリーとは。(↓を読んでしまったw)
そして今度は「僕」が彼女さんの住む街へ行く。。。続き楽しみにしています♪
意地っぱりだから二人はww
きゃあ(*ノωノ)先に言わないで~(笑)前回 お互い別の相手がいたのじゃなかったけ??
「実は…」を先に引っ張り出してしまって罪悪感^^;
なっちゃんさん
こんばんは!(^^)!
コメントありがとう^^
設定は、実はその時お互い付き合っている人はいなかったのです。
僕が強がって彼女がいるといったので彼女も彼氏がいるって・・・
でも「僕」はきっと 彼女の方からのキスがなかったら
踏みとどまっていただろうな。
そう思うと 私は「女性目線」で彼女を見てしまうので なかなかの「魔性の高校3年生だな」と思う(笑)
僕がどういうふうに大人になっていくのかな^^