試練の大山登頂記2
- カテゴリ:タウン
- 2020/11/21 01:46:19
仮想タウンでキラキラを集めました。
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ペット海浜公園 | 3 |
ニコット山 | 3 |
久しぶりのキラキラ3・3。
この散々な結果は、今の僕にはふさわしい・・
【大山初登頂テイタラク日記 2】
大山豆腐料理の先駆けの店『和仲荘』が閉まっていて、
コマ参道を上りつつ次の店を覗いたら、また「本日は休みます」。
さらに次の店はやっていたけど、「予約以外の方はお断りします」だとぉ~
この参道の脇で水道工事をしてたオッサンに尋ねたら、
「夜に営業する店がこれから増えていくんだよ、
明後日から紅葉ライトアップが始まるからね」
まだ始まってないじゃんかよぉ~、って愚痴っても詮無いこと。
さらに参道を上っていくと、左手に「豆腐料理」と書かれた茶屋が。
シブイ建物で、まっいいかと入ったら客がいない。
カウンターの奥の店主らしい方に、声を掛けた。
「もう、店はやってるんですか?」
OKの返事が出たので、一番風が通りやすそうな席に座った。
小春日和って感じで、その日もポカポカだったのだ。
互いに豆腐料理3品セットと胡麻豆腐を頼み、ビール瓶は1本。
神社に参拝する前に、生ジョッキをガハーっと煽るのも何だからね。
客が次々と入り、美味くも不味くもない豆腐を食べ終え、また参道へ。
しばらく歩くと、土産物屋のおばちゃんが声を掛けてきた。
試食用のキャラブキの器を差し出して「ちょっと食べて行ってよ」。
「これからお詣りするんでしょうけど、帰りに寄ってみて。
お客さん、神奈川の人?」
って聞くから、キャラブキを試食しながら頷くと、
「そんなら大山行きのケーブルカーの往復切符を買うと、
一人1000円分のクーポン券が貰えるから得だよ~
往復切符代は1120円だけど、タダみたいになるからね」
そんなことは全く知らなかった!
行きは歩いて上り、大山寺などを巡ってから阿夫利神社を参拝し、
帰りにケーブルカーを使おうという雑駁な計画だった。
が、即座に往復切符を買うことに決めた。
大山ケーブル駅で「大山寺」途中下車でも有効と確認し切符を購入。
クーポン券は阿夫利神社境内で貰えるとのこと。
満員の客を乗せてケーブルカーは紅葉真っ只中の景色を脇において、
急こう配の坂をぐんぐん上って行く。
20分間隔で運行してるので、20分後のケーブルカーに乗ろうと決めて
「大山寺」駅で途中下車。
この大山寺の山号は雨降山、関東三大不動の一つで修験道の聖地。
参拝客もかなりいて、真っ赤に染まった紅葉を背にパチパチ。
キャッキャッとうるさいし、時間もあまりないので駅に戻った。
駅に着くと、「次は1番ホームが上り、橋を渡った2番ホームが下り」
というアナウンスが繰り返し流されている。
上りと下りのホームが変わるってどういうこと?
「線路中央に鉄のロープがある方が上りになりま~す」って言われても。
再乗車して4分で、「阿夫利神社下社」駅に到着。
境内で県民の証しとして免許証を提示して、クーポン券ゲット!
関東総鎮護の霊山の阿夫利神社は2200年あまり昔、
崇神天皇の代に創建されたと言われている式内社。
頼朝や徳川代々の将軍も信仰し、武運長久を祈った名刹なのだ。
庶民も「講」という組織を作り大山へ参拝、
江戸期には「大山詣で」ということで年間数十万人も来てたとか。
神社下社を謹んで参拝し、神木「雨降り木」に手を合わせ、
後ろを振り返って江の島が浮かぶ相模湾を遠望した。
でも、ここは阿夫利神社の下社であって、本社ではない。
「本社の山頂まで上り90分、下り60分」の表示が目に入った。
ゆったりと豆腐料理は味わわなかったし、ケーブルで登ってきた。
まだ1時前だから、4時には下りてくることができんべぇ、
と考え、下社の中にあるご神水を飲み水にと
100円のペットボトルを購入して入れ、山頂へと向かう「登拝門」へ。
登山用の衣服でもなく、街中を歩くような靴。
こないだ北海道で20キロ歩いてもヘッチャラだったという過信。
知人も似たり寄ったりの恰好だったけど、「行ってみんべぇ」。
この安易な決断は、あまりに甘かった。
まだまだ山登りが始まっていないのに、こんなに長くなってしまった。
【登山記3】を書くしかないけど、3で果たして終わるんだろうか・・・
道東の旅もそうだったけど、行きずりの人から情報を得る、
これが僕の旅であり、旅の醍醐味の一つなのです。
「こけ」るだろうなぁとは思いつつ、ある程度細かく、生々しく書く、
それが面白いんじゃないか・・・と、僕は思い込んでおるんです。
豆腐料理を食べたあと、阿夫利神社に参拝して、
ついでに山頂まで登って、グダグダになって下りてきた。
が骨子ですけど、それじゃ読んでる人には面白くもなんともないはず。
細かいことを記すことでイメージしやすく、リアルさを生むんじゃないか、と。
「蔵王のお釜は綺麗だった」とか、「〇〇の牛タンは美味かった」式の文があるけど、
そんな表現じゃ、読み手の心には何も響かないんです。
じゃあ、オメエの文は響くのかよ、と突っ込まれるとドギマギしちゃうけど・・・
3連発でコメント戴き、恐れ入りやす。
人生の上で最も過酷な試練、って言うのはちょっとオーバーですが、
人生のワースト5には確実な体験をこの後にするハメに。
ダラダラと引っ張る、まるで何かのTVのようで申し訳ございません。
お得クーポンも、事前に調べてじゃなく、おばちゃんから情報をもらうのもすごいね^^
最後まで読んで、まだ山登りが始まらないので、こけたけどww
快く試食をしてお得情報ゲット♪
がしかし・・・その先の決断がこないだコメントしてくださった例の件に繋がる???
読むのが楽しい!
展開が気になる気になる(≧▽≦)
漢文で習った、「禍福は糾える縄の如し」。
いいと思ったことが悪い結果を生む、
これは人生の摂理と言えるかもしれない・・
そう、これからがカッコ悪い僕の、日記の本編に突入なので~す。
お土産屋のおばちゃんのお得情報は、聞けてよかったですね。
でも、それで行程が早く進んだために、大変なことになっちゃったのかな?
【登山記3】は、波乱の予感ですね。(笑)