Nicotto Town



今更ながらAOR


USB接続2セット、LINE入力とBluetooth接続が1セットずつ。
4種のパワードスピーカーをとっかえひっかえ鳴らしてます。
一般的な評価は2Wayのブックシェルフになるだろうけど、他も個性がある。

4セットを冷静に比較しようと思い、何を聴くべきか少々悩みました。
結局使ったのはスティーリーダン『幻想の摩天楼』、寺尾聡『リフレクション』、
松岡直也『九月の風』……いわゆるAOR的な音源が中心になっちゃいます。

いくら私でもペーターブロッツマンやナパームデスで比較しようとは思いません。
クラシックのCDは大したもの持ってないし、ジャズも偏ってるし、
ロック系は滅茶苦茶なので、オーソドックスに音が良い音源というと凄く困る。

80年代のこの手のサウンドはニューミュージック同様、不倶戴天の敵でした。
ボズスキャッグス、クリストファークロス、シャカタク、TOTO、
オフコースとか竹内まりあとか……但し商業音楽としての総合力は高い。

SMAPも良い録音の楽曲ばかりだし、売れ筋のものはバランスよくまとまってる。
ドンシャリや極端なイコライジング、分厚い中域とは無縁な万人向け音楽です。
だからシステム(そんな大層なもんじゃない)の素性を知るにはうってつけ。

ジャズ/ロック喫茶だとニュートラルに鳴らそうとする店主はまずいない。
空気が固体化しそうな大音量のミッドレンジ(JR関内)とか、、
小指立てて紅茶飲まなきゃいけないくらい上品な高域追求(東急都立大学)とか。

私も同類項ですから、そうした魅力的な音を浴びたくて通ったものです。
でもオーディオの個性掴んで、そこを伸ばしてやりたい気がするんです。
たとえばBluetoothアンプ+8cmフルレンジ。日本ジャズ専用になりつつある。

アンプはパワフルで粗削り、トーン回路のせいで癖が強く音像はダンゴ気味。
ボリュームあげて日本ジャズかけると、場末のジャズのハコの音がする。
だからライブ盤かけるとすごく雰囲気が出るのです。耳は疲れますが。

明日はCD探してみます。クリストファークロスのファーストと、
ドナルドフェイゲンのナイトフライ。どちらも音の良さは折り紙付き。
しかも哀しいことに、楽しんで聴けるようになってる。歳ですねぇ。

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2020/11/23 06:20
>ヘルミーナさん

いつもお世話になっております。山本剛か……本日探します。TBMでもいいかなー?
ウルサ型評論家の絡む優秀録音のレコードって、権威嫌いなので軒並み敬遠してたんです。
ペトリチアーニ/ジャクソン/アースキンのトリオあたりにしようかとも思ってました。

デジタル嫌ってたため、こんなオモシロいことができるとは知らなかったので興奮気味です。
70年代、ビル一棟借りてる家電量販店の最上階はだいたいオーディオ視聴室になってて、
あれに憧れた部分も強いんです。お役に立ちそうな(有害?)記事を1本書いてみます。
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2020/11/22 23:12
ユースケ様こんばんは~。
「ナイトフライ」はいいですね♪
システムチェックによさそうだと思います。

紙ジャケで再発された山本剛トリオの「ミスティ」が、システムチェックによく使われていると(ジャズでは)聞いたことがありますが、ユースケ様のやり方だと、音が綺麗すぎるかしら?>「ミスティ」

PCオーディオのお話、じつは面白く読んでまして、まるっきり同じことできないものかと思ってました。



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