ういろう
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/12/26 22:14:27
誰しも、途中で投げ出したことや、諦めてしまったことがあるはずである。しかし、時とともに忘却のかなたに消えていき、すっかり忘れてしまうものである。ところが、うかつにも思い出してしまった。
今年の1月の三連休に、弥二さん喜多さんの真似をして、日本橋から箱根越えまで歩いてみようと思い立ち出発したら、膝は痛いし、ふくらはぎはつるし、藤沢(江の島のちょい北)で一歩も進めなくなり、あえなく、崎陽軒のシュウマイ弁当とサザヱの牡丹餅を買って電車で帰還することになった。
幸いにも、母に実家に帰ってくるなと言われ、時間は豊富にある。一人で10日も籠っていたら、部屋中がスイーツだらけになってしまいそうだ。新橋から東海道線に乗り、藤沢に向かった。
藤沢駅を降りて小田原まで向かう。道のりは35㎞。前回はタウンシューズだったが、ジョギングシューズにした。鞄も肩掛けからリュックサックに変更。天気にも恵まれ、富士山を見ながら快調に進む。
平塚辺りでお昼になり、何を食べようかと歩きながら店を探すが、湘南まで来てココスやデニーズではと欲張りになってしまい、お店に入るタイミングを失ってしまう。大磯あたりまで行くと、お洒落なカフェばかりで入れない。
旧島崎藤村邸を訪ねたら、向かいに古民家カフェがあった。入口に置かれていたメニューを見るとランチはガレットしかない。ガレットを食べたことがないし、ナイフとフォークでクレープを上手に食べられる気がしない。お昼は諦めることにした。
歩くといろいろな景色が目に入る。神奈川には中華しかないと思っていたら、西湘地域は、ミカン屋さんが多い。地物だと10個で100円。ゆずも8個で100円。買って帰りたいが、軽量化のために飲み物も持ち歩いていない。みかんは諦めよう。
万全の態勢で歩いていたはずだが、30kmくらい進んだ国府津で膝の裏が痛くなり、足が棒のようになる。太陽も山影に姿を消した。しかし、幸いにも、前に進むしか選択肢がない。
俺は何をしているんだろうと思いながら歩き続け、小田原市内の銭湯に着いた。風呂道具は持ってきている。450円払って風呂に入る。湯舟が二つあるだけの昔ながらの銭湯。おじいちゃんがいたが、すぐに出たので貸し切り状態。
疲れを癒そうと、湯舟に足をつけたら熱い。体が冷え切っているからだと思っていたが、温度計を見ると46.5度だった。46度は、スポンジケーキを作るときの卵液の最適な温度だ。卵液になったつもりで、茹であがった。
疲れが取れたような気がしたが、それは、大きな間違いであった。銭湯から歩き始めると、すぐに足が痛くなる。小田原駅までたどり着き、お魚の居酒屋さんで定食を食べる。かまぼこを食べたので満足。
まだ、7時前だが、ふらふらする気力がなく、すぐにネットカフェに入った。隣のブースは、物音ひとつ立てないけど、プロのネットカフェ利用者の人だと思う。なぜ、傘を4本も持っているのか不思議で聞きたくてたまらない。
ネットカフェは、うまい棒やおにぎり煎餅は食べ放題だけど、外郎はおいていない。「外郎」は、中国で、定員外の役人のこと。元朝崩壊の混乱のころ、外郎をしていた中国の人が、日本に流れてきた。豊富な知識と技術を持っていたことから重用され、名前を外郎に改めた。
その時作ったのが、消臭薬の外郎。ずっと烏帽子をかぶっていたので、頭が汗臭くなりそれを消すために使っていた。今は、外郎より、昨日作ったケーキが気になる。一切れ食べて冷蔵庫にしまったままだ。カピカピになりそうな気がする。
※外郎には諸説ある。
どこかに、「すじぼこ」と書いてしまったのでしょうか。昨日のNHKドラマの「くしゃがら」と同じくらい謎めいた言葉です。冷蔵庫にかまぼこが三本入っていて、飽きてしまいそうです。
お魚屋さんのかまぼこ、美味しそうです!
人生に無駄はつきものです。ひとよりその割合が高いだけなのです。環謝さん、それは、「長田のういろ」でしょう。コギャルが「パリピ」や「タピる」のように、神戸人は、言葉を短くする癖があるのでしょうか。「ういろう」が「ういろ」になってます。
さすがに46度とは、、、お風呂熱すぎですよね…_(:3」z)_まぁ火傷せずに帰って来れてよかったです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ういろう、うちの方で昔からありますよb
白、ピンク、緑の3色(3つの味?)あって、お値段はとてもリーズナブルだったはず!
相手がお年寄りとかでなくても、手土産にするととても喜ばれますw
いえ、ガレットは無理だと思います。なぜなら、我が家には、ナイフがないからです。ハンバーグなら大丈夫だと思いますが、ローストビーフや魚ならお手上げです。薄っぺらいクレープは、きっと、無理でしょう。手で丸めて食べることにします。コレステロールが基準値を超えていますが、基準に拘らない生き方をしようと思ってます。
大体現代人とその頃の人の体の造りは違うと思います、移動が歩くしかない世界と
電車や車を使う世界とでは足腰の強さが完全に違うと思います、現存の天守閣の
階段登ったらあからさまですよね~、違いが(笑)
それでも現代人ではよく歩かれる方ですよね、それだけ歩けたら^^;
ガレットはそんなに食べにくくないですよ、コツはナイフとフォークで適当な
大きさに切って、織り込んで巻き込んで突き刺して食べる事ですね(笑)
ウチの近所でも蕎麦粉のガレット、ふつ~にlunchに出てますよ~、美味です(笑)
年末年始、ヘモグロビンa1cの値に気を付けて下さいね~、健康診断以外でも
時々計った方がいいですよ~、甘党族としては^^;
帰って来るなとは言われないけど、私もまだやっぱり迷ってます==
すあまは、西日本では、存在感を発揮してしないように思います。あるのでしょうが、自分は、すあまと言う言葉を知ったのは、北海道に流れてからでした。ケーキは、ただいま、珈琲と一緒に嗜んでいるところですが、まだ、大丈夫なようです。
とにもかくにも、お疲れさまでした!
ういろう…不思議な食感の食べ物だし、お土産にいただく以外出会うことはありませんが、、
結構好きです。
ちなみに、ういろうのお仲間っぽい、すあまも好きです。
あの、なんとも心もとない感じに惹かれてしまいます。。
ケーキは無事だったでしょうか?(´ー`)ノ
入りたいお店があったのだ。旧街道沿いの白い外観の小さなお店。石窯を使った料理で、ランチは石窯焼ハンバーグ。換気のためにドアが開いていたので、中を覗いたら、若い女性ばかりなのだ。ジョギングシューズのおっさんが入ったら店の雰囲気を壊すと自粛したのだ。
お昼をしっかり食べられていたら、足も元気だったかもしれません。
きっと空腹のせい。
でもお店を物色しながらタイミングを失うの、よくわかります!
さっきのあそこに入っちゃえば良かったと思っても、戻るのも癪に障るし、
もっといいところがあるかもしれないという淡い期待が捨てきれないし。
飲食店選びはなかなか難しいですよね。
国道を歩いたら、黄色いポルシェが、ピックアップしてくれると思っていたが来なかった。足は瀕死の重症状態です。
トマトさん
こういう時に恥ずかしいので、ガレットを食べる練習をしておきます。
りんごちゃん
46度は、アツすぎるでしょう。普通は、42度くらいじゃないでしょうか。
アリスさん
換算できませんが、たくさんです。気分的には10万歩は歩いています。
あずさちゃん
小田原にも羊羹みたいな外郎も売っている。元は薬屋さんで、仁丹やフリスクみたいな薬を売っていたみたい。
スズランさん
外郎は今では、栗入りにするか抹茶味にするかと悩む存在でしかありません。外郎と羊羹の違いが、分かっていません。
外食はどうしようもないくらい決まらない時ってありますよね。
色んな景色を想像して楽しく拝見しました。
お風呂46度超えだと私は入れないです(゚Д゚;)
外郎はつい食べ物に脳内変換して、文章が不思議な感覚になりました笑。
外郎って羊羹みたいなのじゃないの?ういろうでちゃんと変換したし
よく歩いたね。
何歩くらいかな?
お疲れ様です。
みかんと柚子がどちらも100円って安いね。
私は、46度のお風呂が、ちょうど良くて入っているよw
起きたら足の痛みがとれてますように。
お疲れ様です。♪
私もガレットは食べた事ありません。
上手に食べられる自信もありません。((+_+))
あらっ!
今夜は小田原なんですか?
それじゃ明日はいよいよ箱根路ですね
茅ヶ崎辺りなら お手軽で美味しいお店も
あったはずですよ〜 残念でしたね
小田原の外郎はお薬です
名古屋のような お菓子ではなかったはず
小田原は蒲鉾、梅干、みかんも有名です
旧箱根街道は結構険しいので
脚の調子と相談して 箱根駅伝で走る
国道1号線を歩くのもいいかもです