潜伏ウイルスに肝を冷やした話
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2021/01/09 08:01:42
昨年末、四半世紀前のバックアップ用CD-Rを引っ張り出し、
顧客情報や名簿類もあるからとりあえず新HDDに移しておこうと考えた。
ドライブから直でHDDにコピーしてたら……突然警告画面が登場し大慌て。
緊急度最高! すぐ止めて調べたら、あの懐かしきトロイの木馬型でした。
90年代後半、役員のメールから社内一斉に感染したことがあったのです。
営業部長から来た添付ファイルにそれがくっついたままだったようです。
ネットから切り離しすぐPCとHDDを全精査、幸い感染はしてませんでした。
いやぁ、自宅にいる時間が増え暇に任せデータ整理始めたのがマズかった。
CDは廃棄。でもSOTECのPCから外した80GBのHDDにはまだ残ってるはず。
アレ、開かないと動かないヤツだったはずですよね。
当時、自宅作業用に社内資料をUSBにまるまるコピーして持ち帰り、
セキュリティソフトのない自宅PCに放り込み、CD-Rに焼いたためこうなった。
当時のドタバタを思い出しました。営業所全てやられたのです。
現場責任者のPCの月次データも軒並み開けなくなった。
代替PCと入れ替え、総務に持ち帰りウイルス除去とサルベージに苦労して……。
私みたいに暇つぶしで古いデータ整理に手をつけようとしてる年配者の方々、
古データの移行にはくれぐれもご注意あれ、というオハナシ。
あの赤い文字列見た瞬間、血の気が引きました。冬の怪談です。