今日の日記
- カテゴリ:日記
- 2021/01/21 23:27:04
久々の日記である。
このところ、旦那がまた在宅勤務になってしまっていたので(しかも奴はリビングで仕事をするので)私がのんびりパソコンできる環境になかったのだ。
というか、休みの日は一人きりの空間が欲しくて、2個先の駅の漫画喫茶に行ったりしていた。
私には自分の部屋というものがないので、休みの日はその日の家事を終えるとどこかに行きたくなってしまう。
新型コロナが心配とはいえ、裏道を通ればほとんど人とは会わない。
駅前も閑散としているしね。
とりあえず、休みの日くらい10000歩歩こう。
川岸の道を歩いていると、夫婦らしい二人がいた。
片方が双眼鏡を持ち、もう片方がカメラを構えている。
何かいるのかな、と川を覗くが特別に何かいるようではない。
茶色っぽい地味な小さい鳥が移動するのに合わせて双眼鏡が動き「あ、あの木にとまったわ」という声がする。
え、あれはスズメっぽい気がするけど、違うのか?
視力の悪い私にはわからなかったが、バードウォッチャーらしいご夫婦には特別な鳥だったのかもしれない。
共通の趣味があるのは重畳。
ついでにジムにも寄る。
更衣室に入った途端、異臭がした。
いわゆる、便の匂いだ。
空いたロッカーに近づくにつれ、異臭はひどくなる。
どうやら、私の後ろにいる人が粗相してしまったらしく、いつの間にか風呂に消えていた。
え、もしかして風呂で粗相を流すのか?
運動を終えて更衣室に戻ると、そこはざわめきに満ちていた。
どうやら話題の人は具合が悪くなって救急車で運ばれるところらしい。
更衣室と風呂の間の通路に、職員に囲まれて横になった人が寝そべっていた。
そしてジャグジーが使用禁止になっていた。
「あの人、もう2度目らしいわよ」「認知症が進んでいるんじゃないかしら」「私だったら、もう辞退するけどね」
年配の方のほうが口さがない。
もちろんそんなものを風呂で流されては困るのだが、「明日は我が身」。
人間は年を取ると、赤ん坊に戻っていくという。
肛門の締まりも、空気と身の区別がつかなくなっていくのかもしれない。
自分がその身になった時、きっとすごく焦るだろう。
粗相を隠そうとしたとき、風呂でなくトイレを選択することができるのだろうか。
しかも、周りに「くさい」「誰?」「どこ?」と探されながら。
人に同調しなくても、沈黙を保ってしまった己を嫌悪する。
私が行っているジムは料金が安いこともあって、平日の昼間は60代以上の方ばかりです。
話を聞いていると、開店から4時ごろまで、途中にランチをはさみながらだらだらいる方が何人もいるみたいです。
風呂にも入れるし、一種のレジャーランドか医者の待合室になっているのですね。
ジムもそういう年齢層が顧客に増えてくるんですね。
なんて言ったらいいか、今でもわからないのですが、もやもやっとします。
私は自分の意思を言わないなって。
年を取ると、子供に帰るといいます。
私はどんな子供に戻るのかなあ。
「あなたたちだって、明日は我が身かもしれませんよ。お口チャックが
よろしいかと思います」と言えたらいいけど。
どういう風に老いても、人に迷惑かけるんですよね。
自分のプライドを守ることができ、人からもそこそこ納得してもらえるような
老後がいいなあ。