Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


オンデマンド講義という仕事



昨年9月からスタートしたセミナーの仕事が無事終了。
ご苦労さまでした、じぶん。

オンデマンド配信によるセミナーでしたが、
この仕事の副産物として、
私自身の講義映像を作ることができたのが、
今回の収穫と言えます。


とはいえ、生涯教育のような業界は、
かなり危機的ですね。

例えば、朝日カルチャーセンターは、
オンラインで講座配信を行っていますが、
どれだけ有名な講師であっても、
私はオンラインでは受講する気になれません。

資格取得が絡んでいれば、
我慢して見るかもしれませんが、
教養とかが目的だと、う~ん。

やはり有名講師の顔を直に見て、
直にその話を聞き、講師と直に意見交換したいですよ。
オンラインで話を聞くくらいなら、
自分一人で本を読んでいた方がいいかなと思います。


大学の講義も、ひどいという噂。

ライブで行うオンライン講義の場合、
講師の話が退屈だと、
学生たちはすぐ別ウィンドウを開いて、
関係ないことを始めてしまうのだそう。

そもそも教室でも、講師の話が退屈だったら、
学生たちは、すぐスマホをいじり始めてたりするわけですから、
パソコンで受講するオンライン講義の場合、
講義を聞いている振りをしながら、
堂々と別ウィンドウを開いて、
他のことをしているのも無理はありません。

でも、これでは事実上、学級崩壊してますよね。


大学の先生の方もひどくて、
90分授業なのに、30分しか講義しないで、
あとは課題をやらせるだけとか、
講師の姿は見えず、音声だけが流れて、
音声に合わせてパワーポイントがめくられていくだけとか、
Zoomのブレイクアウトルームを使って、
ほとんどの時間を学生たちに議論させて、
講師は初めと終わりに少し話すだけとか…。

放送大学のように、大学内にスタジオがあるわけではなく、
ディレクターやカメラマンがいるわけでもないですから、
そしてZoomを使って、自宅で全部一人で作業しているわけですから、
放送大学のような授業を求めるのは無理があるでしょう。

でも、見ている学生がいる、
自分の話を聞いてくれる人たちがいるというのに、
そんな講義ができるだなんて、
私には、その無神経さが信じられません。
それでお給料、もらっていいの?

私の場合、そんなセミナーを行ったら、
苦情が殺到して、「金返せ!」という騒ぎになるでしょう。
そしておそらく、翌年の仕事はパーです。

お客さまには、サービス、サービス!
まあ、オンラインにもかかわらず、
お越しいただいて、
安寿、嬉しいわあ   ☆\(ーーメ) お前、いったい何の仕事をしているんだ?


ともかく、そんな大学の先生たちの仕事と比べたら、
よく頑張ったよ、じぶん。
セミナー修了後のアンケートも、まあまあ好評みたいだし。

今日は少し自分を褒めてあげよう。




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