贅沢に溺れた国
- カテゴリ:日記
- 2021/01/29 20:33:36
ナウル共和国をご存知でしょうか
世界で3番目に小さな国連加盟国であり、共和国としては世界最小
それがナウル共和国です♪
その大きさはなんと琵琶湖より小さく、品川区とほぼ同じ21平方kmしかありません
人口に至っては、わずか1.3万人です
何故そんな国を紹介するのかというと
先日、ナウル共和国 政府観光局 日本事務所がツイッターを始め
何故か大人気となり、フォロワー数があっという間に
ナウルの総人口1.3万人をはるかに上回る10万人に達したからです!w
ナウルは、島全体がリン鉱石で出来ており
肥料としてたいへん貴重なものだったので、19世紀後半から採掘が始まり
リン鉱石採掘による莫大な収入が、ナウル国民に還元され
医療費もタダ、学費もタダ、水道・光熱費はもちろん税金までタダ!
そのうえ生活費まで支給され、新婚には一軒家進呈!
リン鉱石採掘、外食産業などの労働すらも、すべて外国人労働者に任せっきりとなり
その結果、国民はほぼ公務員(10%)と無職(90%)だけ!
毎日「食っちゃ寝」の生活が当たり前となり、食事もほぼ100%外食に頼るような生活になりました
そして全国民の90%が肥満、30%が糖尿病という「世界一の肥満&糖尿病大国」に!
リン鉱石は、いずれ枯渇するといわれていたのにそれは続き
30年経ち枯渇した今では、働き方を知らない国民だけが残り
首の回らない状態となり、ほうぼうから援助を受けている状態のようです・・・
まるで宝くじ高額当選者が、絶頂から転落していくかのようですね
日本には資源がないといわれますが
資源がないおかげで創意工夫し、勤勉さを手に入れていたのかもしれませんね!
しかし、最近ちょっと・・・
ナウル共和国を反面教師とし、また取り戻したいものです♪