Nicotto Town



ネタばれ読書日記 葉真中 顕1/2

一月などは読書日記書いてませんが、読んでないわけでもありません。

あらすじを書いてみるのも目的のひとつのため理解できなかった話は書きません。
短編は内容を正確に伝えられないので書きにくい去年12月に「巨匠の選択」を書いたのは予定外。
そして 読んでみてものすごく面白かったとすると私が天邪鬼なために「その他の本も面白いのか」と思って読んでみるまでブログに書くのはやめて置こうということになります。
『ものすごく』の中でその一が、葉真中顕になります。児童文学を『はまなか あき』名義でも書いているそうですが、ミステリはかなり重くで分厚い内容です。
読んだ順番に作品を上げて行くと

『W県警の悲劇』 とある男性優位な県警を舞台とした連作短編集★4
『Blue』 平成の始まりに生まれ、平成が終わる日に死んだ無戸籍の男の一生★5
『政治的に正しい警察小説』短編集 ★2
『コクーン』麻原●晃が存在しないパラレルワールドの物語★4
『ロスト・ケア』デビュー作 介護殺人の物語★5
『絶叫』転落する女の物語 ★5

ライターをされていたこともあるせいか、デビュー作から分厚い本を出してます。
葉真中顕のキーワードは 貧困問題、時事ネタ、キリスト教徒です。
自分が生きている時代で、親の介護をきっかけに貧困に陥るというデビュー作なんてかなり怖いものがある。
余計な心配ですが、同じ時代を生きている人間には身につまされるものが、あるのですが、自分より下の世代がこれを読んだら同じような感動を覚えるのか疑問。という点で葉真中顕はまさしく現代の作家です。




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