奇縁
- カテゴリ:日記
- 2021/03/06 04:52:58
くまちゃんという、陽気なおっさん友達がいた。
彼はリフォーム屋さんで、
十数年前に住んでいたマンションの出入り業者さんだった。
そのマンションは、業者用の駐車スペースがなかった。
マンション敷地内に駐車すると住人が出入りできなくなってしまい、
当然クレームにつながる。
そこでやむなく路駐すると
10分足らずで警察がやって来るという、それはもう過酷な環境…。
ある日、
駐禁覚悟のくまちゃんと私たちは出会った。
わが家は日中に車を動かさないから、ここに止めてくださいな♪
そのようにお伝えしたら、数日後モロゾフのプリンがやって来た。
(≧▽≦)ノノ キャッホー
プリンの瓶は蓋付きで扱いやすく、今も現役。
くまちゃんとの小さな交流が始まって少しして、
私たちは叔父の法事で、数日ほど留守にすることとなった。
同居家族が玄関を開けて飛び込んでくる。
ただいまも言わずの第一声は
「くまちゃんの兄さんと自分の叔父、大・親・友だったんだって!!」
ウソのようなホントの話
事実は小説より奇なり
かの地より300 km 隔てたこの地で こんな出会いがあるとは
夫が車の前にいると、くまちゃん登場。相変わらず絶妙なタイミングである。
明日から数日留守にするから、わが家の駐車場に車停めてね♪
そう声をかけると、
へ~どこ行くの?…自分もその県出身!
おお、どの辺?…同郷だー!!
住所……近っ!!!
おじさんの名前って………ええ?!
(@Д@;)
こんな感じに会話が進んだらしい。
聞けば、
くまちゃんのお兄さんは叔父の葬儀にも参列してくださったとか。
気付かなかったデシ 汗
まだ小さかった姉と、その後に生まれた弟
孫みたいだって可愛がってくれたな
車検だかの代車で、ボルボに材料積んできた時は爆笑したな
わが家がその住処を離れる時、
思った以上に敷金が返ってきたのは
絶対くまちゃんのおかげ
引っ越しを最後にお会いすることはなくなったが
きっとどこかで陽気にやってるんだろうな
世間はせまいです
ご縁の不思議さはネタに過ぎず、
●annaさん●が仰るように、
気持ちの良いお付き合いが出来たって事実そのものが
幸せな事ですね
良い経験の一つです(*^^*)
本当に小説とかお話用に作ったみたい(^▽^)
でもそういう気持ちの良いお付き合いが出来るって
幸せな事ですよね~♪
お互いの人生に良い物語が付け加えられましたね^^