Nicotto Town


ユウキフォックス


外国の方、混乱!いちいち違う数え方!


前回は、イカのお話でしたねー♪
そういえばイカって、なんて数えるんでしたっけ・・・w
鳥は「羽(わ)」、犬は「匹(ひき)」、馬は「頭(とう)」
魚は全体的に「1匹、2匹……」
ではイカは・・・


実は、イカの容姿次第で数え方が変わってくるんですって!

まず、泳いでいるときや生きているときは「1匹」と数えられます
そして、水揚げされて商品になったときに「1杯」となります
店頭に並んでも、生き生きとした新鮮さを際立たせる時に限り「1匹」と呼ばれるんだとか!

さらに、そこから干されてスルメになって「1枚」
活け造りされて皿に盛られたときには「1盛」
寿司になったときは「1貫」となります!

ほかにも、2匹以上が同時に釣れたときは「1荷(か)」
10匹ずつ束ねられたときは「1連」
イカの数え方の種類の多さに驚いてしまいますねw


さてさて、この数え方
なんと神様にもあります!!!!!
Σ(゚д゚|||) エェッ!
「え、神様を数えるの?」と思った人も多いのではないでしょうか
キリスト教やイスラム教では唯一の神しか認めませんから、神様を数えることは当然ありません!
また、多神教の宗教でも神様を数えることは一般的とはいえません!
仏教や中国の道教も、ある意味で多神教ですが、それを数える言葉はありませんし、数えることすら稀(まれ)です
つまり、日本文化における神様を数える助数詞があるというのは
世界的に見て極めて特殊だというコトがわかります!
さてなんと数えるのでしょう


「柱」または「座」を使います
他にもあるのですが、一般的には「柱」です
これは、柱(ちゅう)ではなく柱(はしら)と読みます
ひとはしら、ふたはしら、みはしら、よはしら・・・
「柱」は日本最古の文献である『古事記』にあり
「座」は『延喜式』という平安時代の法律書にあるものです
「柱」は、『古事記』とほぼ同じ時代に成立した『日本書紀』には使用されていません
『古事記』(712年成立)は国内向けの書であったのに対し、『日本書紀』(720年成立)は中国など国外も意識して書かれていたため
日本で成立した神様の助数詞である「柱」を使わなかったのでしょう

『古事記』や『万葉集』の時代から、日本では樹木に神様が宿ると考えられていました
人間は、土の中から植物のように生まれ育ったと考えられていて「人間一人」の別称に「ひとつぎ木」という表現を用いて歌が詠まれたりもされていました
そこから、樹木が敬意を払う対象となり
ご神木、ご神体、神像、神様を「柱」で数えるコトにつながったのかもしれません♪


柱(はしら)といえば、今も大人気爆進中の鬼滅の刃(きめつのやいば)でも登場します!
最高位の九柱の剣士たち
その中に自分を神という柱もいました
作中では、神事や神楽(かぐら)など神様にまつわるエピソードがふんだんに盛り込まれてもいました
偶然ではない気がしますね♪


そして今日のコーデは、この柱の如きチョコバーを称えようという・・・w
パーン! ( 'д'⊂彡☆))Д´) オンバシラー!

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