9冊目、読了!
- カテゴリ:日記
- 2021/03/09 22:41:42
「看守の流儀」 城山 真一 著
刑務所の話、5つの事件が短編のようになっている。
通しの主役は女性刑務官と語り手役の歌手の受刑者。
名前が男か女かわりにくいので、やっぱり最初は男だと思っていた。
そのことと、肝心なポイントをちょっと示してくれる役柄。
同じ刑務所の部署が違ったり、担当が違ったりで5つの事件を解決していく。
頭の切り替えにはちょうどいいサイズ(一編の長さ)。
でも登場人物はほぼ同じなので話のつながりはある。
内容も興味津々、かつ表沙汰にできない話や刑務官としての仕事の誇りがあり、
娑婆の事件より、刑務官の「やさしい心」を感じる。
自分も更生保護女性会において活動中で、刑務所の見学にも行ったことがある。
作業など見学したり、独房なども見させてもらった。
更生させるために努力されている刑務官の心意気を、感じられ感動した。
誠に勝手ながら、諸事情により
友だち解消させていただきます。
一方的な申し出ですみません。
長い間おつきあいいただき、ありがとうございました。