Goose bumps!鳥肌は英語でガチョウ肌!
- カテゴリ:日記
- 2021/03/28 01:10:38
最近、鳥肌が立つほど感動することがない自分ですが
ところで鳥肌って、なんで鳥肌っていうのでしょうか
これは、結構知っている方いるかもです!
鳥肌が立って皮膚がぶつぶつとしている様子が、羽毛をむしった状態の鳥の肌に似ていることが「鳥肌」の由来となります♪
関西の方だとサムいときに出るイボで「さぶいぼ」とも表現される鳥肌
寒い時に出る鳥肌は、立毛筋によって毛を逆立てることで、毛と毛の間に空気の層ができます
この空気の層で身体から体温が奪われるのを防ぐのだそう
寒いときには身を縮めますし、ありとあらゆる筋肉を総動員して体の熱を守ろうとします
震えて歯がカチカチなるのも、顔の筋肉の収縮が原因
少しの熱でも良いので発生させ、それを逃がさない生命の工夫なのでしょう♪
ただヒトは、進化の過程で体毛が薄くなってきているため、放熱防止効果はあまりないようですw
この立毛筋の収縮は、交感神経の興奮・緊張によるものなので、寒さだけはでなく、恐怖や強い喜び、ショックなことがあった場合にも引き起こされます!
いわば、身を守るために全ての体の機能を総動員している状態です
ネコなどが毛を逆立てて威嚇をするのも鳥肌によるものだそうです♪
また、交感神経の興奮によるものなので、嫌いな音を聞いた時にも同じ反応が起きる場合もあるそうです
強いショックで、交感神経が興奮することが原因なので、あまりに感動した時にも鳥肌が立ちます!
本来、「恐怖」「寒さ」などマイナスイメージで起きるのと同じ現象が、刺激が強すぎる「歓喜」や「感動」にも使われるわけです♪
「この作品は鳥肌モノです」なんて使い方もしますよね!
ちなみに「顔には鳥肌が立たない」というのは間違いで、実際には鳥肌が立っていますが
人間の顔の毛は他の身体の部位に比べて退化しているため、鳥肌が立っても見えづらいだけのようです
もし人間の顔にも他の動物のように毛がたくさん生えていたとしたら、腕や足の毛と同じように鳥肌が立って見えることになるかもしれません♪
あと鳥肌が立つという慣用句は、本来寒さや恐怖の際に使用され
深い感動表現にも使われるようになったのは、近年のことだそうです♪