14冊目、読了!
- カテゴリ:日記
- 2021/04/10 14:32:06
「あなただけの、咲き方で」 八千草 薫 著
品位は、ちょっとだけの無理から生まれる
八千草薫が綴る、シンプルにして深遠な美しい歳の重ね方
八千草薫さんらしい、野に咲く花のように優しく丁寧な文章で
八千草薫が綴る、シンプルにして深遠な美しい歳の重ね方
八千草薫さんらしい、野に咲く花のように優しく丁寧な文章で
自分らしく生きるヒントがつづられている。
些細な出来事の随筆集で読み切り型、寝る前に30分ぐらい読んで5日くらいで終わることができた。
他の人と比べてあれこれと悩むよりも、自分の良いところを信じて
それを宝物にしながら、“私だけの咲き方(=生き方)"ができたら、それはとても幸せなことであると全編を通して感じられる。
私も同感と思うのですが、人生の最終章を迎える頃に分かるのではないかと思う。なりふり構わず一生懸命生きてきた結果、あの時はこうだった、ああだったとか間違ってはいなかったのだなと振り返れる。ほどほどに悔いのない人生が送れたんだとほっとする。
私が一番印象に残っているドラマは「岸辺のアルバム」、仕事のお昼休憩中に見ることができたので覚えている。彼女はおっとりとしたお嬢様風であるが、戦時中だから大変苦労もされて、失礼ながら見かけとは違いやるべきことはきちんとやり抜く性格で、自然も大好きで虫なども平気だそうだ。長きに渡り女優業をされたが、それなりの努力もされていた結果だと思う。
「無理をしないでね」といういたわりの言葉があるけれど、
ちょっとだけ無理(頑張ってみる)をして、
自分なりの人生の花を咲かせてみたいと思うこの頃である。
そして、少し優しくなれた気がする。
そうなんですよ、私も彼女の若い時代は良く知りません。
お母さん役位の時代からの記憶しかありません。
失礼ながら見かけよりずっとしっかりされていて、
まるで道徳の本を読んでいるように思えました。
読み終えると何となく(さりげなく)励まされていたなと気づきました。
まほっこさん、コメントありがとう。
時代が古いと言われそうですが、礼儀作法などは変わらないものです。
納得しながら、優しく励ましてもらって、元気が出ます。
文章も易しく難しい言葉はありません。
読んでいるとストレスがたまる本もたまにあるのですが、
気持ちよく読める一冊です。
後で感想をコメントしていただけると嬉しいです。
いつもお世話になっております<(_ _)>
私も読んでみたいと思い、
今日、ネットで購入致しました♪
ありがとうございます(*^^*)
ちょっとだけ無理(頑張ってみる)いい言葉ですねー
優しく背中を押され、私も頑張れそうな気持になりました。^^