964番:仏作文(33)下
- カテゴリ:日記
- 2021/04/10 23:23:49
問題B
1: 明治維新後すぐに、教育には特別な注意が払われた.
チェックした単語:
明治維新: la Restauration de Meiji
教育 : éducation (f)
instruction (f)
学校教育: enseignement (m)
注意を払う:prêter attention (à に)~
特別な :spécial, particulier(ère)
すぐに、直ちに aussitôt
ゴタの答案:
Aussitôt après la Restauration de Meiji, une attention spéciale
a été pri à l'éducation.
正解は:
Dès la Restauration de Meiji,une attention spéciale a été
accordée à l'instruction.
≪感想≫
そうだね、dès には「すぐに」の意味が内蔵されているから
コンパクトでいいですね.Dès la Restauration de Meiji
「明治維新から早々」
attention に不定冠詞をつけるのをためらいましたが、
形容詞がついているので大丈夫だと思いました.
抽象名詞は形容詞を伴うと、不定冠詞がつくというのは
英語、フランス語に共通の語法現象のようです.
(自己採点10点/ 10点中)
理由: 減点しなくてはならない箇所が断言できないため
(疑わしきは罰せず)
問題B
2:公共教育は4段階に分けられている.すなわち6年間の
小学校、3年間の中学校、3年間の高等学校、そしてふつう
は4年間の大学である.
ゴタの答案:
L'enseignement public est divisé par des quatre étages ;
l'école primaire pour six ans, l'école secondaire pour trois ans,
le lycée pour trois ans, et l'université normalement pour quatre
ans de la période.
正解は:
L'instruction publique est répartie en quatre degrés:
six ans d'école primaire, trois ans d'école secondaire, 3 ans
d' école supérieure et normalement quatre ans d'université.
≪感想≫
正解文は、カテゴリーを時間に置いて区切っていますが
ゴタは、学校に「~年間の」をpour という接着剤を
つけて区切りました.publique はL'instruction が女性名詞
public はL'enseignement が男性名詞による変化です.
特に重要な間違いは見つからないので、この作文も
減点箇所なし、ということで10点頂戴いたします.
ただし、学校にごたは定冠詞、正解文は無冠詞です.
もしかしたら、ゴタ、ここが減点箇所になるかも
知れませんが今のところ、疑わしきは罰せず、という
ことで不問としました.
⦿ 単語の勉強
♦ enseigner と apprendre:
enseigner は直接目的を伴って、「教える」という意味ですが、
apprendre の方は、à に導かれて教えられる人(または動物)
と、直接目的の教える事柄の両者が現れている時に限り、「教
える」となり、あとはすべて「学ぶ」にあたります.
「彼女はフランス史を生徒たちに教える」
Elle apprend l'histoire de France à ses élèves.