タイムトラベラーズ
- カテゴリ:小説/詩
- 2021/04/23 15:19:43
わたしが空を飛んだのは2年前
あなたと
急に体が軽くなり
気が付いたら手をつないだまま空にいた
鳥が飛んでいた
すぐ隣に
大きく羽ばたきながら
私たちにいった
見慣れない方ね
しかしきれいな羽だこと
見ると
二人とも鳥になっていた
上を見るとどこまでも続く青い空
お日様がにこやかに笑っていた
恐る恐る下を見た
赤や黄色のお花畑の中央に小さな川が流れていた
魚釣りをしている人がいた
あれは父だ
その周りを走り回る子供
それはわたしだ
少し離れた小道をバスケットを持って歩いてくる人
あれは母だ
バスケットの中にはサンドイッチ
そうだ昔ここでピクニックをしたんだ
わたしは今
空を飛んでいる
彼と二人で
これからもずっと
小さなわたしが手を振っている
わたしたちに
思い出したあの時のことを
あのきれいな鳥はわたしたちだったのだ
わたしたちは飛んでいく
どこまでも
振り返ると
あの景色は次第に小さくなり消えて行った
時の中をわたしたちは飛ぶ
鳥となって
新しく着地をする場所を求めて
夢の時間の中を
やはり空を飛んでみたいな
今回の書き物は暗くないと思います^^
いい天気だし
風も爽やかだし・・・
空を歩くって素敵です
自分は飛ぶことしか頭に浮かびませんでした
自分の家が空に浮かんでいたり
そう犬を連れて空の散歩も出来る
電車が空を走っている
夜行列車は空を飛ぶ・・・
さてお星さまはどうなるのでしょう
やはり私たちと一緒に空に瞬いている
お星さまとお友達になれるチャンスが!
いろいろと想像しちゃいます^^
そうそう空を飛びながら昔の自分を見てみたい
そう言えば子供のころ
上から誰かに見られているような気がした・・・なんて
学校から帰ると
外で遊びまわっていました
タイムマシンって出来ないのかな
ドラえもんを探せ?
今と変わらず能天気な娘が見えるだろうな…