1日 光有れ! 光明です。
- カテゴリ:日記
- 2021/06/01 22:39:39
光遺伝学は初めて聞いた学問ですが、記事をまとめると。
光に反応するロドプシンが作れなくなった網膜に藻から取った遺伝子を導入して見えるようになった。ただし黄色しか反応しないロドプシンなので、機械で波長変換が必要。これで200万人が助かれば良いですね。
ーーーーー以下引用
BBCニュース - 藻類のたんぱく質で視力回復、光遺伝学を応用=フランスの研究 http://t.co/Pk79cp1BnX
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) May 26, 2021
--- 詳細はソース元から ---
http://news.yahoo.co.jp/articles/e79c2b5a848
ac6e0b495aadc3eaaadb9fc8ff413
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前略ーーーフランス・ブルターニュ地方出身のこの男性は40年前、網膜の視細胞が徐々に死んでいく「網膜色素変性症」と診断された。網膜色素変性症は、全世界に200万人以上の患者がいる。完全に失明することはまれだが、この男性は過去20年にわたって視覚を失っていた。この患者が受けた治療に使われた光遺伝学は、神経科学の基礎として長い間研究されてきたものの、医療分野での応用は新しい試みだという。
光遺伝学では、光を使って特定の脳細胞の活動を制御する。今回は患者の目の片方について、光を感知する能力を回復させた。この技術には、藻類が生成するチャネルロドプシンと呼ばれるたんぱく質が利用された。チャネルロドプシンは光に反応して活動を変えるたんぱく質で、藻類はこれを使って光のある方へと移動する。まず、遺伝子治療が行われた。ロドプシンを生成する遺伝子コードを藻類から抽出し、これを患者の目の後ろ側にまだ残っていた網膜の深部に与えた。これにより、網膜に光を当てることで、脳に電気信号が送られるようになった。
しかし、このたんぱく質は黄色い光にしか反応しない。そのため、患者は全面にビデオカメラ、後方にプロジェクターの着いたゴーグルを装着し、現実世界で起きていることを適切な波長で網膜に送った。眼球の中に十分な量のロドプシンが生成され、脳が新しい視覚情報を認識するようになるには数カ月がかかったという。ーーー後略
流石に即死レベルは難しいでしょう。
遺伝学+生化学でしょうか
私も目は最後にして欲しいです。
タンパク質の研究だから化学の方かな?
楽しいことが無くなっちゃう!