新型コロナウイルス変異種-インド株の感染力
- カテゴリ:日記
- 2021/06/12 02:37:07
(mirror)緊急事態宣言が延長されたようですが,状況によっては解除している場合ではなくなるかもしれません.
新型コロナの変異種がまた広がりを見せておりスパイク蛋白質に"L452R"と"E484Q"に変異を持つインド株の感染力が非常に高く危険であるからです.
ADEについて入手した論文を読んでいますが同時にこの件に関しても気になっていましたところ,とても参考になる動画をDNAパパさんが上げて下さっていたので今回は先にこちらの動画を紹介させていただこうかと思います.
(ちょっと楽させてもらいます^^;)
https://youtu.be/XMFmDmMqhk8
これが本当だとすると…いや本当でないわけはないのですが信じたくはない事実ですね.
緊急事態宣言がいつ解除されるのかはわかりませんが,一時解除されたとしてもきっとまた自粛要請は出るでしょう.
ただ1つ幸いなことは,この変異には現行のワクチンがそれなりに効いてくれるということと,重症化率に変化はないということです.
しかしながら,ウイルスの変異は方向性としては理に適っています.
私たちはワクチン接種を終えたとしても予防については気を緩めるべきではありません.
おまけ:
URLが長いですがJAMAの記事です.
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2780744?guestAccessKey=2010bd1c-279e-47c5-812b-e73770c4b774&utm_source=silverchair&utm_medium=email&utm_campaign=article_alert-jamainternalmedicine&utm_content=olf&utm_term=060721
私もざっくり斜め読みしかしてないのですけれど,イギリスがワクチンの有効性を評価するため健康な若い人を対象に新型コロナウイルスに敢えて晒すという試験を進めているのだとか.
倫理的にどうなのか,とか,報酬が高いのが怪しい,とか…また対象が健康な若い人ということで高リスク者に対しては参考にはならないともありますが.
確かに言っていることはわからなくはないけれど,臨床試験はクリアしたワクチンですが実際に膨大な数の人に接種すると稀な副反応も出てきます.
若い男性に心筋炎のリスクが高い可能性というのも近々結果が出そうです.
…黙って見守っておくのも悪い選択ではないような気がしますね.
https://news.cgtn.com/news/2021-06-25/Uganda-team-coach-arriving-in-Tokyo-with-Delta-coronavirus-variant-11nLcFpdl5K/index.html
ラムダ型ということですが,ラムダ・プラスの可能性もありますね.
変異の方向性(淘汰されて残る変異)は感染力と免疫回避でしょうけれど,淘汰されるまでの短期間に蔓延した場合は弱毒化しないウイルスも広がる可能性は低くないです.
これから暑い時期ですし,マスクも苦痛ですがいままで以上に防御をしていかないと難しくなってくるのではないかと懸念します.
入国5日目で陽性。デルタ株がゲノム解析でわかったそうです。
これから選手団や関係者7万人ほどが入国してくると陽性者も増加するのではと
懸念の声もあるようで、本当に大丈夫なのかと気になっています..
WHO(=世界保健機関)は14日、「注目すべき変異株」に南米で拡大している「ラムダ型」を追加。去年8月にペルーで初めて確認された「ラムダ型」は、最近ペルーで起きた感染の81%を占めており、アルゼンチンやチリでも30%以上を占めている。
ニューヨーク大学の多田卓哉博士研究員によると、ラムダ型にはこれまでに無い変異が細胞との接続部分にあり、既存のワクチンの有効性が下がるという。
(ANNニュース)
試験は監視されているはずですから,結果がどのようなものであってもそこから広がりはしないでしょうけれど.
オリンピックの方がいろいろと懸念があります.
有害事象の心筋炎にワクチン接種が関係しているかどうかという話になっていますし.
(アスリートにとっては避けたいはずですから)
何かあれば日本の責任になるということも考えてほしいですね.
感染力の試験を始めたTVの報道はみました。
素人ながら大丈夫かな?という気がしてました..
ワクチンの接種もスピードが上がってきているようですが、強行に開催されそうな
オリンピック..それに伴う人の移動が心配です。