Nicotto Town


ミディアムボーイ


ガイアの夜明け11


竜太、桃次郎、客人たちを乗せてE7系蒸気機関発電SL新幹線はスピードを上げて夜の線路を突っ走る。鬼が襲ってくる様子もない。列車が走っている区間には、鬼なんてもんはいないのであろうと思われたが、そうではないのだ。鬼は、夜になると動きが停止してしまっているのだ。太陽になりすました星から現れた鬼たちは、光を受けて、それはまるで植物の光合成によって活動を開始するかのような?彼らも?人間と同じく夜間になれば周りは良く見えない・・・人間をコピーしてしまっているので、人間同様の体質を受け継いでしまっていたのであった。その停止してしまっている鬼たちはどのような状態で停止しているのか?マネキン状態であった。知能が良く働く鬼は、日没前に、日没を考え、どこか休みやすい場所へと移動を済ませ、特に多いのが、葬儀屋?用意されている棺桶内に入り込み、横たわった状態で、蓋をせず太陽の光がくるのを待つのである。棺桶の知識があったからこそそうなる様であ~る。?中には?食糧などを運ぶ木箱?背負い籠の中になど?で待つ者もいるようであ~る。?

そのことに無頓着な鬼は?日没で、突如ピタ!っと?停止したまま、ソーラー発電で動いていたんじゃないのか?と?思わされてしまう?ウオ~キング状態のまま立ち止まっている鬼も多数あるのであった。そのことについて桃次郎たちは知らない。知っているのは運ガパトロール隊隊長だけだったのであ~る。夜になれば、鬼との交戦はない。動ける間だけでの対処術だけを弟子たちに教えていたのであった。この星に来れば、そうなっているはず。と?必要以外の鬼との接触はさせないようにと・・・鬼との交流があった隊長だった故の、弟子と鬼との配慮で、そのことは教えてないのである。空を飛んでいる赤座クリステルは日没ではどうなっているのか?日没で、自分が停止してしまうことは分かっている様で?常に光がある方角へと飛んでいるのであった。彼らは、太陽の光があれば、休む必要はないのである。鬼眼城にいる無惨は?日没でどうなっているのか?霊鏡に映し出されている鬼昇転血隊が?太陽の光がある場所の者を映していれば、霊鏡から光が城内を照らしているため眠ることなく動けているのであった。休もうと思えば?霊鏡の光から離れればいいだけであ~る。

この時代の人々の就寝時間は?平均10時間・・・季節によってはまた変わってくる。夜間で危ないと思われるのは、オオカミ?コヨーテ?それらが混合で、来ONと来て、徒等となって襲ってくる・・・この自然界の猛獣コンビネーションが、開けた街、都会であっても、夜行性であるためまったく気にしなくて良いと言う訳では無い。彼らもまた、この星に来た鬼同様、危険極まりない存在なのである。時に、その猛獣コンビネーションに対して、どこからともなく現れるイノシシ集団・・・格好の餌か?と?思われるのだが?猛獣コンビネーションを打破する勢いで、たまに人々に感謝されているようであ~る。?


列車は、暗闇の中を走る。新代列車E7系蒸気機関発電SL新幹線は、一周するまでには半年の刻を要する。え?たったの半年なの?スピードが出ているため、直線の線路なのである。この星はデカいのだが、星をぐるりと回ってくるのに半年で走れてしまっていたのだ。つまり、一度乗ってしまったら?次の停車駅は?星の1/4地点で、補充しているのである。それだけの動力源を連結されて走っている。桃次郎たちが明日降車してみよう。と?言っていたが?明日でも停車しないのであった。だが、途中下車は、申し入れをすれば、減速、徐行運転状態で、料金払って降りることはできるのであった。

さて、次の内容をどうしようか・・・考え中につき、ここで筆者もお休みで、つづく・・・であ~る・・・。





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