Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


夏の空


この夏

あなたを失った
まるで私の前から消え去ったようで
いつのまにかいなくなた
なぜだろう


私はそのことを予感していた
いつかそんな時がくることを
座っていた隣にあなたが
ぽっかりといなくなって
でもさがせない


雨の朝
ガラス越しに雨粒を見ていて
つたって落ちるそれらが
悲しく見えて
あなたのことが悲しくなった


今頃
どうしているのか
私になぜ会ったのか
悲しみだけを残して
意地悪なあなた


傘をさしてせ外に出ると
雨のにおいがした
それはあなたの匂い
私の体の中にまだ残っていて
時折私を包む


もう忘れないと行けない 
前に進めない
雨をみる毎に
思い出していては
だれも愛せない


やがてやって来る青空に誓おう
あなたの匂いを持っていってと
そして白い雲に託そう
あなたを想うこの心を
雲の力て開いてと

アバター
2021/08/07 11:13
セカンドさん
すてきですね。セミの鳴き声と一緒に季節も変わっていく。
夏の名残のように。
アバター
2021/08/07 00:26
うだる様な暑さの中
樹林には何匹ものセミが鳴いていた

その声は木々の間から青空の中へと抜けて行った
わたしはその中からあなたの声を探していた

ミンミン、ジージーと騒がしい音の旋律
その中にわたしの名前を呼ぶ声を探していたのだ

上を見上げると青い空に浮かぶ白い雲が見える
聞き取れないまま目を下に落とすと

飛び立った後のセミの抜け殻を一つ
木の幹に見つけた

瞬間その割れた背中から
あなたの声が響いたような気がした









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