8/18 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2021/08/18 06:10:59
仮想タウンでキラキラを集めました。
2021/08/18
集めた場所 | 個数 |
---|---|
神社広場 | 3 |
ビーチ広場1 | 5 |
4択 「マスク」
キラキラ 「神社広場」 おみくじ
「ビーチ広場」 海の家 入り口
4択 あなたの花粉症対策は? → マスク
日本人は花粉症でマスクなれしててよかったなー。
何が幸いするかわからないね。
禍福は糾える縄の如しとはよくいったものだ。
「マスクは重病人(外を歩くものじゃない)か変質者のもの」
というイメージがある欧米はコロナのマスク装着に右往左往していた。
マスク装着で犯罪が増えたとドイツで報告されていたが、それは政府発表ではなく新聞記事だったからマスク反対に対する国民の感情に慮ったものかもしれないな。
1年前の2020年7月にドイツでは4万人が参加する反マスクデモが行われ300人が逮捕されている。
「マスクは猿ぐつわだ」、「新しい日常=新しいファシズム」などというプラカードをかかげ、公共の施設でマスクをしてない者は6000円の罰金という制度に反対してのデモだった。
「コロナウィルスは政府の陰謀」と支持者が2万弱いる団体が掲げ、それに呼応する形で集まった人々らしい。
いや・・陰謀も何も・・その当時ですでにドイツは9300人程の死者を出していた。
EUの中ではこれでも最も少なかったらしい。
2021年現在の死者数は91905名。
8302万人の人口を抱えるドイツでこの死亡者は日本に直すと13万3千人の死者になる。
日本の死者が現在1万5千名なので10倍弱だ。
日本の新聞はメルケルを褒めるより日本政府と日本人を褒めろよ!
そもそも日本には「人間は不浄」であるという意識があった。
沐浴などで身を清める意識は仏教が入ってくる前からのものだ。それは「穢れ」が身につくという意識があったからだ。
仏教が入ってきて、その意識は更に強くなる。
仏壇のろうそくを息を吹きかけて消す人はいない。
最初にふーーってやって祖父母に怒られた人は多いのではないだろうか?
ちゃんと手で風を起こして消す。
息は不浄だからだ。
その「不浄」は科学的なものではなく、概念、感覚的なものだった。
コロナで科学的にも「不浄」ってなってしまったが。
(蛇足だが和ろうそくを手や息で消してはいけない。普通のろうそくが動物油脂に対して和ろうそくは植物油なので、ろうが周囲にとびちり火事のもとになってしまう)
実は仏教国であったチベットでは、その「不浄」は日本人のものとは少し違う。
日本では人は全て同じ、という意識があるのだが(身分の差はあれど)、チベットでは高位の人が低位の人に下げ渡す場合は不浄ではないとされる。
高位の人の血肉は低位の人にとってはありがたいものなのだそうだ。
故にダライ・ラマのう○こを丸めたものを金粉でくるんで「万能薬」として下げ渡されたりしていた。
高位のものに息を吹きかけることが不遜かどうかの記述は覚えていない。
チベット関連の本は、仏教の根本をもとめて密入国した河口慧海さんのものと、ダライ・ラマに招かれてチベット入して国と仏教に貢献した人のもの、あとはスウェーデンの探検家、そしてドイツ人の軍人・登山家(「7years IN Tibet」という映画になった)ぐらいしかその風習が記されたものはなかった(日本語で読めるものは)。いずれも戦前~戦後すぐのものだ。
以前読んだ時はそういった見識がなかったので仏教儀式の際の扮装まで意識がまわらなかった。また読み返してみるか。河口慧海さんの本は青空文庫で無料で読めるし!
欧米のキリスト教文化では人間は罪の存在だ。
だったら見を慎むためのマスクぐらいオッケーだと思うのだが・・・嫌がるね。
コロナが急激に広がった時、欧米では「我々の生活スタイルが間違っていたというのか・・・」という深い絶望感にとらわれる人が多かったという。
そこまでしなくていいから、たかがマスクのために蜜になって道いっぱいに人が集まるようなことはしないでおこうよ。
デモ文化の差といってしまえばそれまでだが、よその国でも日本にも影響があるのが世界規模の病ってもんだ。
「罪」という考え方があるから、「許す」というのが大切なんだとか何とか。
告解をして、「貴方は許されました」とかいうの、すごーく違和感あった。
だって許されようがなかろうが、罪は罪じゃん?って。
なんか納得しがたい考え方だなあ…って思ったの覚えてる。
社会科の時間に学んだことは、たいてい忘れたけどね。