8/19 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2021/08/19 02:04:53
仮想タウンでキラキラを集めました。
2021/08/19
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ゲーム広場 | 10 |
ヒツジ学園 | 4 |
4択 「日」
キラキラ 「ゲーム広場」 工事中板 左側
「ヒツジ学園」 校舎 左側
4択 好きな曜日は? → 日
土曜日のほうが好きだ。
「明日も休みだ!」という気分がいい。
例え明日が休日出勤であっても・・・・
こんなわが社にも暇な部は存在する。
俗にいう島流しの部だ。
使えないと太鼓判を押された人が、机1つを与えられ、そこで始業から終業まで過ごすのだ。
ある時、その部の横が仕事スペースだった時があった。
何してるのかなーと思ってチラ見したら、ちゃんと技術の本などをめくっていた。
遊んでいる人はいなかった。
真面目だ・・・。それなのに島流しか・・・それはそれできついな。
何もしなくていいよ、と言われたら私なら眠ってしまう。
なのにちゃんと机に向かって新しい技術の本をペラペラめくるのではなく、それなりに読んでいた。
時々ノートに書き写してもいた。
顔は覚えてないからわからないが、人数は増減しつつ10人前後だったろうか?
どういう理由があってここにいるのかわからないが、真面目なのに・・・と胸にくるものがあった。
1年ほど過ぎて、まーた火が噴いてるプロジェクトにまわされた私はS先輩という10年ぐらい上の人が開発したシステムのテストをしてくれと言われた。しかもS先輩にどんなシステムなのかを聞かず、顧客の資料から必要なシステムを想定してのテストをしてくれといわれ「????」となった。
S先輩にシステム内容を聞くな、というのが理解できなかったからだが(システムは聞かなくても事業内容ぐらい聞くのが普通なのに・・)いわれるまま必要な機能を洗い出し、今稼働しているシステムに詳しい社内の人を探し出し、その人に賄賂(お菓子)を渡して時間をとってもらって詳細を聞き、疑問を解消して貰ってテスト仕様書を作った。
で、S先輩にできあがったものからテストするからプログラムをくれ!と言ったら「ああ、ちょっとまってねー。渡せるようになってないから、まってねー」と言われ、一週間が過ぎた。
「ちょ、おま!火噴いてるのに何1週間もかかってんだよ!しかもおめーー定時にあがってるじゃないか!休日でてきてないじゃんか!わけわかんない!」と言いたかったが先輩なので言わず、「早くしてください。期日過ぎてます」と言いまくり、ようやくもらえたプログラムを見て目の色が変わった。
・・・・こいつ・・・必要な機能何もわかってねぇ・・・
しかも必要なシステムの10分の1もできてねぇ・・・
そりゃプロジェクトリーダーもS先輩には聞かずに独自にシステム想定してくれっていうわ。
結局彼は半年、何もしてなかったのだった。
何していたのかは知らない。
でもパソコンに向かって何かはしていた(らしい)。
プログラムらしいものを書いてはいた(らしい)。
でもそれは仕事のものじゃなかった。
彼は無事、島流し部に送られた。
忘れていたが、我が社はシステムやプログラムが大好きな人たちが多いのだった。
なので新技術!!となると大喜びでその本を読む人たちも多く・・・そっか・・島流しになった人って仕事はしないが趣味の技術習得はやる人ってのもいるんだな、と気づいた。
プロジェクトリーダーがS先輩を引っ張ってきたのも色々なことができるという履歴の技術欄をみてのことだったらしい。
システムの仕様をわかっているという理由だけでS先輩の後釜に据えられて1から開発を行う羽目になった私は島流し部の人たちに対する同情心はキッパリとゴミ箱に捨てたのだった。
それから3,4か月が過ぎただろうか。
プロジェクトの副リーダーが私のところへとやってきた。
「Sさんね、H部のプロジェクトが拾ったって」
・・・ああ・・・また履歴の技術欄だけを見て彼を採用したプロジェクトが・・・!!!
島流し部にいるのだから最低評価がついているのは知ってるのだろうが「これだけの技術があるのだから使えるんじゃない?」とうかうか期待しちゃうのが切羽詰まってるプロジェクトってもんなのかな?
まさに溺れる者は藁をもつかむってやつだ!
結局沈むんだけどね! ブクブクブク~~
ああ、テレビ見てないと、元ネタになったTVCMが思い浮かばないか。
私も、土曜も日曜も好きだよ。
完全週休2日になったら、金曜日ももっと好きになるだろうな…。