不信
- カテゴリ:日記
- 2009/10/17 10:04:00
大臣認定をとったサッシや軒天材がいわゆるイカサマで取得したもので
認定には認められるものではなかったというニュースが今年のはじめにありました。
設計しているといろんな新しい材料を使ってくださいと言ってきますが
面白いことに最近は廃番品が急に増えたように思います。
クロスやサイディングなどのデザイン替わりで
数年で廃番というのはよくあることですが
下地ボードや軒天ボードなど地味なものが廃番となるのは今まではそうありません。
もちろん、使われないものは淘汰されるものですが、
私は「お得感」のある安くて性能も施工性、普及性もいいものをチョイスしているので
そのような材料が廃番になる理由が不思議でした。
材料の選び方としては、選定の必要がある部位には
法律に仕様が記載されているものか大臣認定のものが利用されます。
安くて認定が取れている・・・・すばらいしい工夫だと思っていたのですが
ここが怪しいのかもしれません。
もちろん不況で採算の悪い商品を削るのは10年前も起きたことでした。
でも万一、役所の手入れが厳しくなっから、生産中止にしようなんておもってたら・・・
と不安になります。
日本人のモラルが落ちていないことをただただ祈るばかりです。
10年後に「いい仕事してますねえ~」って名が残らなくても言われることが
仕事への誇りじゃないかと思うのですがねえ。
ほんとそうですねえ。野菜は生産者の顔が見えるけど、建材はみえないしねえ。
どこどこ工場のまるまるさんが作ったサイディングです!ってわけにはいかないから
モチベーションキープが難しいんだろうね。
後々何かあった場合に、自分で作って売ったワケぢゃないから、対処に困りそう。
製造の現場に居てる人には、直接お客さんの顔が見えてへんから、余計に手抜き一切ナシで
お仕事して欲しいもんや♪(当然、現在は製造業に携わってる、かんちゃんも含めて☆)