手を伸ばせば、おさかな
- カテゴリ：日記
- 2021/08/30 00:13:29
本日は、午前中は三浦半島の先っぽの方にある水族館に出向きました。9月いっぱいで、54年の歴史に幕を下ろしてしまうことが決まっています。突然の決定だったようで、入園して最初に見たイルカアシカショーでは、秋からの新メニューの練習を、イルカもアシカもしていたようです。
年に1回くらいしか行きませんが、時が昭和で止まったかのような水族館です。館内まで自由に犬が入ることのできる、全国でも稀有な水族館だったことも含め、閉館はとても残念です。老朽化を補う予算が確保できないということが表向きの理由ですが、その予算が確保できない理由の中に、コロナが入っていることは想像に難くありません。
さて、犬くんはイルカがジャンプしたり、アシカが芸をしたりすると口を半開きにしながら見入っていました。でも、犬連れ専用席で見ていたので、周りが犬だらけですから、そっちが気になって気になってソワソワしていましたｗ
というところまではよかったのですが、今日は気温自体は31℃と激暑ではないものの、湿度がかなり高いこともあって、犬くんが完全にグロッキー。熱中症まっしぐらな様子が見えてきたので、あわてて冷房の効いたお土産コーナーに連れて入って体を冷やしていたものの、しばらくしたらゲーっと吐いてしまいました。こりゃだめだと、駐車場に止めている車に戻り、クーラー全開で室内をキンキンに冷やして休ませました。
小さい水族館なので、もうメインのものは大体見たからいいだろうということになり、13時頃には水族館を後にしました。
次はすぐ近くの海に行ってシュノーケリングの予定でしたが、犬がこの調子では海辺には連れて行けません。ただ奥様が海に入るつもりがないので、海の近くの駐車場で、犬が落ち着くまで一緒にいるということになり、予定通り海岸へ。
自家用車がないときわめてアクセス困難、海辺に出るにも知らないとたどり着けない抜け道のようなところを通っていく場所なのですが、透明度が高く、魚影も濃い、知る人ぞ知る三浦半島随一のシュノーケリングスポットです。
2セットしか道具がないので、まずは私と息子。水泳が苦手な息子は、海でもへなへなですが、それでも勝手に体は浮きますからね。1時間近く海に入っていたでしょうか。イソギンチャクなどもきれいな岩礁に、スズメダイやチョウチョウウオなど熱帯魚もたくさん見ることができるので、予想外に楽しかったようです。
次に娘ですが、海に入るのが面倒くさいとブツブツ言っていたのですが、入れば入ったで先述の通りですから、やはり楽しいようです。こっちは息子と違ってまともに泳げるので（なにしろ中学卒業までに、体育で200ｍ個人メドレーが義務だそうですが、全国クラスの強豪水泳部がありますからねｗ）、すいすいと泳いでおりました。
二人とも潜るのは怖いようで、ずっと水面に浮いていました。わたしは久しぶりの潜水でしたが、潜ると魚の群れを目の前で見られますので、なかなか楽しいひと時でした。
岸辺は浅い海ですが、少し沖に出るとおそらく５ｍ程度の水深になり、岩礁帯を抜けるともうそこは外海です。そこまでは海流は強くないという情報を得ていましたが、詳細には事前に把握できていないので、シュノーケリング初体験の子連れで外海に出るのはやめました。
息子と娘がチェンジするタイミングで、元気になった犬くんを連れて奥様も海辺にやってきました。犬くんは、海辺の岩のトンネルになっている部分が気に入ったようで、穴に潜っては隙間から顔だけ出して、こちらの様子をうかがっています。
そんなこんなで時間も16時半となりました。本日は小潮で、さらに14時ごろが干潮だったため、16時半は潮が満ちて来ているタイミング。水は陸側に向かって流れてくるし、まだ遊ぼうと思えば時間はありますが、犬も疲れただろうし、夕食も食べないとならないので、引き上げることにしました。
そして帰宅し、荷物をばらして、良く洗って、片付けが終わったらちょこっと仕事をして、風呂に入ったら23時。ということで、ビール片手にこんな日記を書いています。
では、おやすみなさい。
紋次郎も夏は食欲が落ちたり下痢したりしやすかったよ。
アルミボードの上でお腹を冷やしすぎたりしてた。
今年はお正月に海岸を散歩したきり海に近づいても居ません。
もえーんさんの日記を読んで、気持ちの良い夏の日を思い出せました。ありがと～