思わず恩人との再会、あ、恩人のオンは怨念のオン。
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- 2021/09/02 11:23:16
…というかね、ここ一連の「フクチョ総めくり」事案でね、
和歌山県県警本部に行ったんです。
いつもはね、顔見知りのいる課で、和やかに談笑してくるんですけどね、
このフクチョ関連だけは、笑ってやるわけにはいかないので、
捜査一課を交えて、話し合いをすることになったんですわ。
本部の一課にも、もちろん知り合いは居ますが、
今回、出てくるのはエライ人ですから、
それ相応の礼儀を尽くそう…と心がけてはいたんですけどね。
部屋に現れた管理職と思しき男性の横に、
ヘラヘラと笑いながら
「すずきさ~ん、お久しぶり(^^♪」って言ってくる女性あり。
はて?
捜査一課の女性刑事なんて、知らないでなあ~と思っておりましたら、
「ヤマダよっ、ヤマダっ(仮名)♪」
「え?ヤマダ ミヨ?」
「そうよーっ!覚えていてくれたあ?」
ヤマダ ミヨ。
忘れるわけがなかろうが。
今のブラックはなちゃんを作ったのは、他の誰でもないお前だよ。
8年前、まだ右も左も分からない着任したてのわたしを、
執拗な精神攻撃で取り調べした、最悪の女ですよ。
あのとき、わたし6か月、メンタルクリニックに通ったもんなー。
それからというもの、「無知は罪」を座右の銘に、
死に物狂いで刑事訴訟法を勉強したんだよ~。
今ある、この漆黒のブラックはなちゃんはあ、
あんたの違法取り調べがあってのもんですよ~。
「あんた、よく、わたしの前に出てこれたな。
いやいや、わたしは何も恨んでへんで。
あんたのおかげで、刑事訴訟法が身に付いたようなもんや」
こっからは、怒り沸点に達し表情絶対零度の世界です。
女は、大慌てで自分の部署に引き返していきました。
自分の都合のいいように取り調べをやる方と、
やられる方の被害意識は、
K2からマリアナ海溝までの高低差があるもんですな。
お前、よう、しゃあしゃあと出てきたなあ。
ありがとうよ、おかげで立派に育ちましたわ。
思いがけない、人生のターニングポイントメーカーとの再会でした。
「なにが、すずきさんとは、エエ関係やねん♪」じゃ、
ぼけっ!
まさしく怨念ですよね~ヤマダ ミヨ。面の皮極厚でしょう
メンタルぶっ潰す天才でしたね。
ドンピシャ、そいつなの!
びっくりしたわー。
だけど、ほんと、本人はなーんにも覚えてないのね、
あんな取り調べしといて、覚えてないって、人間じゃないわー。
なにが「良い関係培ってる」だよ、バカたれ。
刀を抜いたようなオーラを感じ取って、すごすご引っ込んだか…
(´ω`) ンー…