Nicotto Town



大久保一久を追悼する。



四畳半フォークからシティポップへと華麗な変容を遂げた、
フォークデュオ『風』の大久保一久氏が逝去、享年71。
ファンはみなオオクボくんと呼んだので、ここではそれに倣おう。

あの頼りないナヨッとした歌がオオクボくんの魅力でしょう。
正やんのファンが大半を占めてたけど、私はオオクボくんの曲も好きだった。
もっともリアルタイムで聴き始めたのは『海風』の頃だからけっこう遅い。

このアルバム、和製スティーリーダン的シティポップサウンドの中で、
オオクボくんがいい感じの曲を幾つも書いてるんです。
『デッキに佇むひと』『おそかれはやかれ』『トパーズ色の街』……

後に『Windless Blue』も聴き、『夜の国道』がフェイバリットになった。
編集したテープをカセットでかけながら深夜の134号線をクルーズすると、
二十歳そこそこだったけど、いい大人みたいな気分になったもんです。

1st、2ndでは正やんのほうが多作で代表曲も多いけど、
案外3枚目以降のエレクトリック路線になってからのほうが、
オオクボくんの良さが出てる気がします。『猫』出身なのにけっこう意外。

『Windless Blue』『海風』『Moony Night』の3枚は良く聴きます。
中でも『海風』は2人の作品がほぼ半々なので、たいへんヨロシイ。
ソロ以降の正やんもイイけど、オオクボくんの歌も聴きたいよね。合掌。

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2021/09/17 08:19
>世沙明さん

70年代に学生時代を過ごした世代には共通の思い出のひとつですよね。
フォークも歌謡曲もロックもニューミュージックも、
仲間が聴いてると聴きたくなって……そんな時代を彩ってくれた方の一人でした。
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2021/09/17 07:26
大久保さんが亡くなったの知りませんでした。
天国でも素敵な音楽を楽しんでいますように。

海風懐かしいです。

トパーズ色の街は~誰かを~寂しくさせてしまう~でしたっけ?
歌詞の通りもうすぐ冷たい風の季節がやって来るんですね^^

部活帰り気の合う男女数人揃って、
学校近くに住む男子の部屋でよく聴いていました。
あの頃が懐かしい・・・



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