Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


捨てられた恋


あなたと出会った頃の私は 

まだ子供だった
あなたと分かれた今
私は大人になれた
なぜだろう


あなたは色々な事を教えてくれた
こうすればいいんだよ とか
ああしちゃだめだよ とか
一つ一つ噛み締めるように
私に教えてくれた


なぜだろう
分かれた元は
あんなに愛していた
あなただって
なのになぜ


私が幼すぎたのだろうか
あなたにとって
恋人と呼べる存在ではなかったのか
なにも気づかなかった
自分が悔しい

あなたの大切なものになりたかった
何とも変え難いものに
でもだめだった
今頃気づくなんて
もう遅すぎる


夏が終わる
一つの季節が終わる
その時愛は
どうなっていくのだろう
恋に捨てられた今となっては


また一つ大人になった
でもこんななり方は嫌だ
悲しくて寂しくて
涙が止まらない
そんな大人には


もう帰らねば
薄暗くなってきた
どこへでも行くのか
分からないけど
今は足の向くままに




アバター
2021/09/26 08:41
セカンドさん
静かな内にも感慨深い気持ちが込められていますね。
秋を見送ったらそこには北風が。
しぜんの移り変わりですね。
アバター
2021/09/26 02:30
夏の終わり
大切な愛に弾き飛ばされた

そして夏の階段を転げ落ちる
わからないうちに

気が付いたら一人だけ
あなたの姿はどこにも見えない

涙の先にあるのは
寂しそうな秋と凍える白い冬

少し冷めた
夏の終わり

夕暮れ時に影が一つ
あなたの幻影をさがして迷い歩く






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