Nicotto Town



停留所

駅に到着するバスのすぐ前を自家用車が走っていた

その車は駅のバス停の前に停車した

バスは後ろに迫っていることを訴えたいのか、その車の背後のギリギリまで寄せてプレッシャーをかける
しかし中々動きがない
やっと動きがあったと思ったら後部座席から男子高校生らしき人物がゆっくりと下車し、そしてゆっくりと車内から荷物を取り出す
この状況に何も感じないのだろうか

改札に向かう入口に近いからバス停の前に停車したのだろうが、せめてバス停よりも前に停車して欲しい
さらにギリギリまでバスが詰めているのはバスの音で分かっているのだろうが、降りる間際に車内で会話しているのか図太い神経だと思われる
バスに詰められて前に移動するつもりがないのなら、せめて急いで降りて欲しい
慌ててるようすもなかったので何も感じないのだろう

朝の通勤時にバスに乗っている大勢の乗客の足を止めている
車を運転して駅まで送っているのは親なのだろうか
親が気にしないのなら子供も気にしなくなってしまうのも不思議ではない





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