10/15 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2021/10/15 01:30:02
仮想タウンでキラキラを集めました。
2021/10/15
集めた場所 | 個数 |
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自然広場 | 5 |
ニコット山 | 10 |
4択 「イム」
キラキラ 「自然広場」 釣り堀
「ニコット山」 下の茂み
4択 すら‥? → イム
スライムーーーー!!
冒険系ゲームにはつきもののこのモンスター。
最弱のモンスターに位置することが多い。
スライムって最初に出したのはどこなんだ?
各国の神話や昔話にはスライムに相当するものはなかったようだ。
不定形の怪物を最初に創造したのは1936年に発表されたラヴクラフトの著書「狂気の山脈にて」。
ラブクラフトはクトゥルフ神話の生みの親である。
球形にまとまると5mぐらいの生き物で主人に命じられると人形になって労働したり触手を出して道具を扱う生物として描かれる。
主人とテレパシーで会話し、その柔らかな肉体?から打撃に強く弱点が少ない。その生物は「ショゴス」と呼ばれていた。
ショゴスは変化する姿や古代種族の生み出した人造生物という設定が人気となりクトゥルフ神話のモンスターとして定着する。
スライムという名前は、1953年3月号のウィアード・テイルズ誌に掲載されたジョセフ・ペイン・ブレナンの「slime(邦題:沼の怪)」で名付けられた。
海底で生まれた濃灰色のフードのようなもので、住宅地近くの沼地に住み着いて近くの住人を襲う化物として描かれた。
不定形の体ゆえ、物理的な打撃に強く、生き物を襲う時には盛り上がり、移動は液体になって行う。
スライム系の特徴や弱点はこの作品が主となっていることが多い。
1958年封切りのスティーブ・マックイーン 初主演のSF映画「The Blob」(邦題:「マックイーンの絶対の危機」)でも不定形のモンスターが街を襲い次々に飲み込んでいく、という恐怖が描かれている。
以来、不定形のモンスターを題から「ブロブ」と呼ぶようにもなったらしい。
ここまでスライムは凶悪で弱点がほぼなく生き物全てを飲み込んでしまう恐ろしい生き物であった。
では何で最弱の初心者用モンスターになったのか・・・?
それはコンピューターゲームの出現が要因となったのだ。
最初にスライムを出した1974年「ダンジョン&ドラゴンズ」ではある魔法でしか倒せないやっかいなモンスターであった。
次に1981年「ウィザードリィ」では総じて弱いモンスター扱いではあったが、回復能力があるなどやっかいな面も持ち合わせるモンスターであった。
しかし・・・ここに来て決定的なスライムの扱いが出現する。
1984年「ドルアーガの塔」(ナムコ。当然日本のもの)でスライムは最弱のモンスターとして登場したのだ。初心者の冒険者でも棒で叩くレベルで倒せるという「打撃に強い設定はどうした」と聞きたくなる設定崩壊が行われたのだ。
ああ。。。こいつが・・こいつが戦犯だった!
この作品のゲームデザイナーである遠藤雅伸は自らを「日本版スライムA級戦犯」と称しているらしい。
そう・・・「スライムが最弱のモンスター」と定義されているのは日本でだけだよ!
その後のドラクエではスライムは可愛らしい姿にまでなり、メタル・スライムの回避能力などコミカルなイメージが定着してしまう。
「魔導物語」1989年というゲームでは丸い体に2つの目がある状態で登場。「ぷよぷよ」という名前がつけられ、それが後の落ちゲーム「ぷよぷよ」の原点となった。
それでもう、スライムは日本では最弱の水滴型の愛らしいモンスターになってしまった。
海外ではまだアメーバ状のドロドロゲロゲロした気持ち悪い何でも飲み込む恐ろしい化物の方が強いそうだ。
なんでも可愛くしてしまう日本の力、恐ろしい!!!
先月の9月30日。
ドラゴンクエストの音楽で有名な すぎやまこういち 氏が亡くなられた。
ドラゴンクエストもスライムを有名にするのに一役かったよね。
東京オリンピックの選手入場の最初がドラクエのテーマだった。
ご覧になれたかなぁ・・・なれていたらいいなぁ・・。
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- もふもふ0304
- 2021/10/15 21:08
- あの形状は可愛い。
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