高校の頃、ギターを弾いて、歌を作る人がいた。
- カテゴリ:日記
- 2021/10/15 08:51:54
まあ、演劇部の先輩だった人だけど、フォークギターを弾いて、詩を書いて、歌を作って、テープに吹き込む。
そうやって、もらった歌などもある。
その歌の中には、好きだと思っていても、言えないという内容があった。
好きだという気持ちが言っていなければ、普通に付き合って、仲間としてうまくやっ
ていける中だったとしても、言ってしまったら、それからは避けられるということも起こりえる場合は、言えないでしょうね。
その、微妙な機微を描いた歌はとても素敵だった。
私は、好きになると、すぐに言っちゃうタイプ、好きだと思った瞬間に、誰かに言ってしまうタイプです。
なので、正反対のその歌は、とても素敵に思えました。
好きだと思って、言いたいけど言えないときの目はとても物語っている目になると思う。
言わない方が心は通じ合うのではないかと思うくらいに。
なので、すぐに言ってしまう軽いタイプの私は、軽く付き合って、軽く分かれることが多い人だったかもしれません。
言いたいけど言えない。そして病気になって、死んでしまうほど思う。
これって、小説になりえますよね。
私はすぐに友達に、「あの人かっこいいねー」って言っちゃうし、
だから、軽い人なので、物語にすらなりません。
今でも、健康だけは手中にある。
たったそれだけの人です。