どうするつもりだったのか
- カテゴリ:日記
- 2021/10/28 03:58:07
本日、夕食のためにクロソイを捌きました。
ソイという魚を知っている方も少ないかもしれませんが、メバルの仲間。大雑把に言えば、スズキです。体長は、しっぽまで入れる25㎝くらいはあるので、そこそこの大きさです。
で。
4匹を捌いたのですが、どいつもこいつも何だかお腹が大きい。最初は卵があるのかなとも思いましたが、どうも膨らみ方が不自然。しかも一匹は、どうみてもおかしなお腹の膨らみ方をしている。これ、絶対に何か食べたものがそのままお腹に残ってるだろ疎い感じです。
とりあえず一匹を捌いてみると、やっぱりです。胃の中から、サクラエビを若干大きくした程度のエビが、数匹出てきました。二匹目を捌くと、やはり同じ状態です。エビの群れに、クロソイの群れが「ご飯だー!」と食いついたところを、人間に一網打尽にされた感じなのでしょう。
そして三匹目。こいつが、あきらかにお腹がおかしなことになっている奴なのですが、さあ捌くぞとまな板に乗せたところで、目が点になりました。魚の口から、オレンジ色っぽい細長いものが二本、ぴゅるーっと出ているではありませんか。いや、これ絶対にエビの触覚w
両方のエビのひげを掴んで引っ張ったのですが、ひげがプチンと切れてしまいました。それではとお腹を開いたら。。。 出てきましたよ、デカいのが。やや小ぶりの車エビくらいのサイズのエビです。デカすぎて飲み込めず、エビの頭が喉のあたりまで出てしまっていて、そして件のひげが口からぴゅるりと飛び出ていた形です。よくもこんなものを食べたものだと感心しますが、しかし仮に水揚げされてしまわなかったとしても、こいつは完全にエビが喉に詰まったまま死んでたんだろうなという感じです。
お魚さんは、三枚におろして焼いて食べましたが、取りだしたデカいエビは、食べるのもなんだか気味が悪いし、かといって捨てるのも気が引けるので、台所のシンクにポツンと置いておいたのですが、夜にプールから帰宅すると、いなくなっていました。奥様が、何だこりゃと捨ててしまったと思われます。
何事も、ガツガツするのは良くないということですかね。
クロソイ自体は、美味しくいただきました~。
くさくなるじゃないですか~!
奥様が片付け気tくださってよかったですよ。
私ならそのエビを塩焼きにして食べるか、茹でるか、スープを取るか・・・と
悩みそう。