Nicotto Town


ナタデココ


とある焼肉店の話 part3


とても気に入ってもらえて凄く嬉しかった。連絡をしているうちに、もう一つのコンビニの夜勤バイトが始まる。そう、コンビニと焼肉店でWワークをしていた。17時~21時まで焼肉店⇒22時から9時までコンビニ。コンビニがない日は、ランチがあるので一日焼肉店でバイトというサイクルだ。コンビニで働きながら、Eちゃんに今日のことを話した。すると、それは好きなんじゃないかと言われたのだ。今までそんなことないと思っていた。ただ、気になるだけだと。しかし、知らないうちにD君のことを好きになっていたのかもしれない。Eちゃんから、私がコンビニの休憩時間に会えるかと連絡が来た。可能なため、会うことにした。急に、何だろうと思った。

休憩時間になり、Eちゃんが外にいたので、Eちゃんの方に向かった。そこで私は衝撃的なことを聞く。なんと、D君が私のことを好きだというのだ。彼氏がいる事も知っているのにどうしてと思ったが、嬉しかった。Eちゃんは、私と仲がいいためD君から相談を受けていたのだという。Eちゃんが「本気で恋しているみたいだから、曖昧な気持ちで遊ぶのだけはやめてあげてね」と言った。確かにそうだ。D君が私のことを本気で好きだとなると、私のしている事が違ってくる。彼氏がいて同棲もしている。どうしようもない状況だ。Eちゃんに「あなたはどうなの?」と聞かれる。私は、どうなんだろう。D君が私のことを好きということが、頭の中を何回も回って混乱し始める。曖昧な気持ち、D君が私のことを好き、私はどうなんだ。そう思った時、D君とやり取りしている履歴を見返した。何だか気持ちが和らぎ落ち着く。あぁ、そうだ。私も好き。気持ちの決心が着いたのだ。Eちゃんに私もD君のことが好きだという事を伝えた。だから、曖昧な気持ちではないと。EちゃんにD君とのことをすべて話、私はバイトに戻った。D君から連絡が来ている。好きだということを知った私は、何だか照れ臭かった。Eちゃんとクリスマス、イルミネーションを見に行こう話していて、Eちゃんカップルと私で行くことに。D君も誘って行きたいと私はEちゃんに頼んだ。了承を得て、D君を誘った。D君からOKをもらって嬉しかった。今日の夜勤バイトは全然しんどくなかった。

 

クリスマスの日、私とD君は焼肉店でバイト終えてから、Eちゃんカップルと集合した。車で行くことイルミネーションを見に行く。このメンバーは、居酒屋の時以来だ。何だか懐かしい。Eちゃんカップルは、私達のことをくっつけようとしている。Eちゃんカップルは、お互いに好きだという事を知っているし、同じ境遇を経験したからだろう。目的地に着いた。しかし残念ながら、時間が遅かったため、イルミネーションは終わっていた。せっかく来たので、散歩することになった。Eちゃんカップルは、二人の世界に入り込んでいる。気まずくなった私とD君。好きだという事は、分かっているが、もどかしい。だが、一緒に居るだけで満足した。どうでもいい会話を交わし、散歩も終え、解散した。

解散後にD君から、バイト終わりすぐにイルミネーションに行ったから、お腹が空いたし夜ご飯を食べに行かないかと誘われた。予定もなかったので、行くことにした。夜遅いため、空いているところが少ない。どこにしようか悩んだが、近くのやよい軒に決めた。二人とも定食を頼み、テーブルで向かい合い話をする。D君が、「兄妹いるかどうか当ててみて」と言った。私は、「妹さんが一人」と答えると、的中した。「逆に私は?」というと「一人っ子」と言われた。私は三人兄弟の長女だ。よく一人っ子と言われる。誰でも話せそうな他愛無い会話が、二人を楽しませた。ご飯を、美味しそうに食べるD君の姿。私は、見とれていて、なかなかご飯を口にしない。何も食べていないはずなのに、少し口にするだけでお腹いっぱいだった。残すのは悪いのでD君に食べてもらった。二人ともお腹いっぱいで、楽しい時間を過ごした。

 

次の日、連絡のやり取りが楽しくてたまらない私達。バイトが17時出勤なので、それまで会わないかとD君を誘った。返事は、OKをもらい。14時に待ち合わせをした。15分遅れると連絡が来た。会うことが楽しみすぎて気にもしなかった。D君が来た。寒いから、コンビニでホットレモンを買ってきてくれたのだ。できる男だ。公園に着いたが、5分もしないうちに、D君が「なんもないですね。なにします?」と言い出した。まだ、公園を歩いてもいないのに、面白い人だ。確かに何時間も暇はつぶせないと思い、どこに行くか相談した。D君が動物園に行こうというので、電車で向かった。とてもかけがえのない時間だったことを覚えている。二人とも動物園でいる時間を楽しんだ。17時から、バイトがある。二人とも電車でかえり、バイトに間に合うか間に合わないかのギリギリだった。結局、間に合いセーフ!そんなことですら、楽しかった。

 

それから、映画館に行ったりもした。私が途中で寝てしまい、D君の肩にもたれかかっていた。本当に寝ていたとはいえなんと、あざとい私。その後、D君は体調が悪いと言い出した。心配するが大丈夫だといい、二人ともバイトに行く。D君の体調不良が続き、来年まで会えないと言われた。数日だが、寂しかった。

私は、焼肉店で年末年始もシフトを入れ頑張っていた。特にお正月はじめは、私とバイト1人しかいなくて大変だった。他のみんなは休んでいたからだ。その後夜勤のバイトもあるのに、よく頑張ったと自分で思う。

年明けの話だ。D君は、まだ体調が悪かった。原因はわからないが、本人はお酒を飲みすぎて吐いた日から、体の調子が良くないみたいだ。連絡は続いていた。仲は、カップルかのように、良かった。会話をしていたら突然、「好きです。」と告白をされた。「本当は直接話したいけど」と言っていた。私は、Eちゃんから聞いていたが予想以上に嬉しかった。私に「彼氏がいることは、知っているけど良かったらこのまま良い関係でいて欲しい」と「初めは、気が合う感じでもなかったが関わってみたら、優しく面白くいい人だと思った。遊んでみてからも、僕のことを気にかけてくれているのがすごく伝わっていて嬉しかった。何回か遊ぶたびに好きという気持ちが深まった。」と話していた。私は、自分の細かい所まで見てくれている事、好きな人に好きだと言われたことが、死ぬほど嬉しかった。会話はその話で盛り上がった。

ある日、D君と公園のベンチで話していた。直接告白された。寒かった体も、温かい気持ちになり、熱かった。D君のことをもっと好きになり始める私。

Eちゃんカップルにこのことを話した。良かったと祝福してもらったが、付き合うのかどうか聞かれた。そう、問題はそこだ。私には、同棲している彼氏がいる。どうしよう、どうしたらいいのだろう。付き合いたいが、彼氏に話を持ち掛ける勇気がなかった。

 

今回はここまで!

D君との関係が良くなる私。

これからどうなるのか。


次回もよろしくお願いします^^

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2021/11/02 13:42
ナタデココさん、伝言板にコメントいただきありがとうございました^^
D君とお近づきになったのですね。D君の体調不良が、少し心配ですね……次回はお付き合いされていた彼氏さんとのお話しでしょうか?楽しみにしております。



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