題:「傷心旅行」
- カテゴリ:日記
- 2021/11/23 01:14:26
一
自分が高校生だったある日、友人H君から彼女にふられて落ち込んでいると連絡がありました。H君とは、当時流行っていた音楽バンドサークル?サークルなのかは不明ですがwで知り合い仲良くなった友人です。
H君:「あー何か落ち込むなー、もう彼女の事なんて思い出さないようなどこか違う世界にでも行ってしまいたい気分だ!」
っと、練習スタジオで話していると同じメンバーの一人が、じゃあこれあげるよ。
っと渡した物が、”OO鉄道ペア乗り放題券”
これなら遠くへ期間内電車乗り放題だからどこにでも行けるよ。って
H君は「ありがとう。でも1人で行くのもなあ~」って言うので
つい自分は、えーそれさえあれば乗り放題でどこへでも行けるの? 銀河鉄道みたいじゃん!
って事で相棒決定!ww
ただ切符には、期限がありその年の夏休みの数日間が有効と。
「じゃあ、これで何所に行こうか?」
そこで自分は海に行こう! 2人で海でも見てれば気分も晴れるしもしそこでナンパでもしたら新しい彼女できるかもしれないよ!w
って事で決定!
(自分が子供の頃によく家族で行った事のある場所なら、なんとなく土地勘がありそれほど心配は無いと思ったので)
ただ、交通費は問題ないけど宿泊費まではどうなのか?
H君は海辺でテント張れば夏なので寒く無いから何とかなるかもよって事で、野宿決定!#^^)
自分はキャンプなんてやった事ないけど、小さいアルミの鍋を持って行き火さえあればレトルトカレーとパックご飯を海の水で温めれば食事は何とかなるし、現地のお店で何かは売ってるはずだから、少しの小遣いさえあれば数日くらいなら何とかなるんじゃない!って事で持ってくと便利そうな物をボストンバックに詰め込み出発する事にしました。
二
出発当日は天気も良く、予報も暫く晴れ! なんだかワクワク ウキウキw 家から一番近い駅で待ち合わせて、駅員さんに海までの行き方を教えてもらいそこから街の大きな駅を経由していざ海へ!!
夏休みではありましたが、平日との事もあり直通の特急はすっきすき! ボストンバックをかついだ2人は申し合わせた訳でもなく真っ先にパノラマDXの最前列の席へw
そこで貧乏学生はアラブの大金持ちにでもなった気分で、ほぼ貸し切りの車内の席にふんぞりかえり、果てしなく続く2本の平行した鉄の線を見ながら、田舎の鈍行では味わえないスピードで次々現れては流れ消えて行く家、森、景色を楽しみ 空でも飛んでいる感覚に酔いしれながらバカ話をしているとあっと云う間に現地まで到着しました。
すでに、真夏の太陽は真上に差し掛かり、クーラーの効いた快適な車内とは違いさすがに駅から砂浜に歩いただけで喉がカラカラ
そこで自分は、 ビールでも飲む? いいよね。ここまで来たら知ってる人も誰もいやしないw って事で缶ビール片手に海の家など民宿街の細い路地を歩いて行くと建物の切れ目からキラキラ光る横一直線の青く光る平面が
海だーーー!!! 海に来た! 親や家族とではなく友達と2人だけで海に来た
ここには学校も先生も親の拘束も無い。 自由だーーー!!!!
まあ、実際、今は時効なので暴露しますが、自分は高校生の時には酒もタバコも家庭内のみ公認で門限も無くそれほど厳しい家庭ではありませんでしたが、友人H君の家も
でも、青い海と白い砂浜を見た瞬間、今生の束縛や全ての拘束から一気に解放された感覚がありました。(笑)
三
当時は平日に仕事を休んで海水浴を家族で楽しむなんて事は、現代のジェンナーを差別してはいけない並に非国民的行為だったので、ビーチにはまばらに家族連れが小さいお子さんを水浴びさせていたり、大学生らしき大人弱の人たちが数人風船ボールで遊んでいたり、老人が釣りに来てたりとそれほど混雑もしていませんでしたが、砂浜のど真ん中で大きな荷物を持ち海水パンツでなく、Gパンと薄手のパーカーを着た高校生2人がそこにいるのは場違いでした。
しかも日陰も無く暑いしw そこでバス停の掘っ立て小屋の中に入り腰を掛け少し休憩した後、本日野宿できそうな場所を探すことにしました。
道路沿いを歩いて行くと、小高い山に続く階段があり少し登ると火の見櫓的な目的なのか山腹にひらけた場所があり、そこならテントを張って寝れる事を確認
まずは一安心、しばらくそこで休憩しそのあと近辺を散策していると、自分達と同じくらいの年代の少年3人組が前からやってきて、擦違う時に浜辺でこの時間帯に海水浴の格好をしていなくバックをかついでいる事を不思議に思ったのかその中の1人が話しかけてきました。
「どうしたんですか?宿が見つからないのですか?」
自分は宿は予約していないので野宿する予定だと伝えると
「そうなのですか、でももしかしたら我々の宿泊する所で部屋があいているかもしれないので聞いてみましょうか?」
っと言うので、所持金も少ないので簡単に断ると
「でも、1人5000円で豪華な食事も付いていますよ。我々はあそこの宿に宿泊予定です。」
自分達は今日あった見ず知らずの人にそこまで世話になる訳にはいかなし3人のうちの残りの2人はちょっと迷惑そうな顔をしていたので、じゃあ後でと適当に返事をしてその場を去りました。
四
日中はくっきりカラーだったアスファルトが、山に遮られた西日の影で白黒に感じる時間帯になってきたので、テントを張る準備の為さっきの場所に戻ることにしました。
H君:「まあ、彼らも社交辞令だとしても好意で言ってくれた事は嬉しいよね。」
自分:「そうだね。 じゃあテント出して。」
H君:「ん? 僕は持ってきてないよ。」
自分:「えー!? テントでも張れば寝れるって言ったじゃん?」
H君:「それは一般論で僕はテント持ってないし・・・」
自分:「・・・・・・・・。」
自分&H君:「その鞄にテントなんて入る訳無いと思った!!」
H君&自分:「俺も!・・・・」
仕方がないのでここで朝まで寝ようかと思ったのですが、木々が生えているので薮蚊がすごい! すでに2人とも数箇所刺されて、結局テントがあってもここでは無理そうなので諦めることにしました。 するとH君が
「さっき休憩したバス停の掘っ立て小屋の木の長椅子で寝ようか!」
って事で、すでに薄暗くなった道を引き返す事にしました。
2へつづく
今年も今日を含めてあと2日。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
今日と明日はお休みです。
明日は「中」掃除の予定(^^;)
大掃除まではできそうにないので、普段よりちょっと気合入れて、ということで手を打とうかと(笑)
結局、今年の暮れはなんだか例年になく忙しくて、気が付いたら今日30日になってました。
クリスマスもこれといって何も・・・(T_T)
ケーキも買わなかったです。
コンビニでいいので今日か明日にお蕎麦買って、どさくさ紛れに(?)年越ししようと思います(爆)
あ、一応、そのままいただけるものではなくて、自分で茹でるお蕎麦にします(^^)v
今日はそんなに寒くない・・・?
暖房使わずに過ごせています。
まぁ、この後エアコン入れるとは思いますけれど(^^;)
やっぱり足先が冷える感じ・・・
ではでは、今年1年、お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
今週はもうクリスマスですね。
ちょっと早いですけれど、メリークリスマス♥
さすがに寒くなって、寒さに強い私でも暖房のお世話になっています。
今、外気8℃です。
(起きたときは4℃でした。)
・・・まだ1桁ですけれど、徐々に上がってきました。
太平洋岸は冬は乾燥するので、これからは乾燥対策も必要ですね。
乾燥はお肌の大敵(^^;)
書き上げた年賀状、そろそろ投函してもいいかな、って思ってます。
喪中の葉書ももう来ないでしょう・・・
あ~、姪と甥、その他親戚の子へのお年玉、準備しなきゃ。
子供の頃は楽しみだったお年玉、大人になってからはキョーフです(^^;)
何かと出費がかさむ年末年始、お財布の紐、しっかり管理しなきゃ、です。
(電話機と、年明けにはレンジ、そして給湯器も買い替え予定なのです。)
ああ、福沢諭吉さまに羽が生えて飛んでいく・・・(笑)
緊縮財政、年末ジャンボは見送りかしらね・・・(^^;)
(まだ買ってないのです。)
それでは、今週もよろしくお願いいたします。
暖かくしてお過ごしくださいませ♥
お洗濯日和、今日はきれいに晴れています。
寒さもそれほどでもない、と感じます。
「着る毛布」、暖かいです。
これ着てれば、暖房も要らないくらい。
でも、さらに気づいたんですけれど、ウエスト位置も、どう考えても女性用。
メーカーがあまり考えずに販促のため男女共用としたのかもしれませんね(^^;)
さて、家の固定電話が壊れました・・・(>_<)
最初、「どこか抜けた?」と思ったのですけれど、子機は通電してるし、どこも抜けてないみたいだし。
私が実家に帰ってきたときに設置したものなので、う~ん、アウトになっちゃったかもしれません。
いつもお世話になっている電気屋さんに、ファックス、プリンターつきの電話機、お願いしました。
ところで・・・
固定電話、使えなくなっても、意外に困らないんですよね。
緊急の連絡は携帯にかかってきます。
固定電話にかかってくるほとんどは、マンションとか外壁塗装とか、墓地(!)とかの勧誘だし(^^;)
そういえば、外来の初診の患者さんの問診票の連絡先も、多くが携帯電話の番号を記載されています。
固定電話がない、という方も増えてきているみたい。
ところで。
勧誘の断り方。
「はい、○○です。」
「私、××のご案内をしている者ですが、奥さまでいらっしゃいますか?」
「あ、いえ、長女です。」
「お父さまかお母さまはいらっしゃいますか?」
「すみません、今ちょっといないんですけれど。」
「では後程また・・・。」
天国にお出かけしている、とは言いません(笑)
まともに取り会うと長引きそうだし。
「両親は今、いない。」
ウ、ウソじゃないもん・・・(*^^*)
来週はもうクリスマス前になるんですね。
ケーキは予約していませんけれど・・・(^^;)
まだ新年のシフトは出ていないんですけれど、26日(日)は当直が入っています。
この日は訪問、お休みさせていただくと思います。
まだ先のお話ですけれど。
慌ただしい年末ですけれど、お体大切に・・・
今週もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
何もないのは幸せだったと云う事では無いでしょうか。 日記ネタとしては良かったかもしれませんが
星空さん> ですねー! 我々は海に向かって「バカヤローーー!!!!」とは叫びませんでしたが(^^; 海が定番ですよねw
ちなみに、山でばかやろー!って叫んだら言い返されます。 更に近年では山に数千人とか登ってますので全員から文句言われそうですよね(^_^;
めちゃ楽しそうですね❕!男の子だからの冒険旅行にワクワクします!!
女の子なら無理でしょうね。それにしても、行動力の塊ですね。それが本来の男の子気質でしょうかね!
失恋旅行って。。いい思い出ですね。砂浜でのベッドつくりも かわいい純粋だったころの経験ですね
素敵な経験を 拝見してよかったです!!自分の何もない 平穏な高校時代を思い出しました(*´▽`*)
5千円の民宿の料理は、その時は腹が減ってので超豪華に見えたのかもしれませんwww
記憶があります。
バス停で一夜を明かしたのですね なんとなく危ない気もしますが
予定外の事ですから仕方ないですね
でも 当時は何処かのどかなところがあったのでしょうねー
一食付きで5000円 海の家と言えども そう簡単には 今はないでしょういね~
この頃物価も上がったし 給与を上げようとしているようだけど どんな着地点になるやら
理想論と言われて 骨抜きの話になったり
では~
アニメの紙袋ももっとダメそうです(爆笑)