イルミネーション
- カテゴリ:小説/詩
- 2021/12/16 08:57:34
今年もイルミネーションの季節がやってきた
人々の顔を輝かせる様に
街路を覆い被せる様に
みんな光のトンネルを潜って行く
笑顔を絶やさない様に
カフェの窓から外を見れば
幸せそうなクリスマスのまえ
ケーキは何にしようか
プレゼントは何にしようか
私には縁がない
なぜ分かれたのだろう
今はもうわからないけれど
あなたがいなくなってから
何一つうまくいかない
あなたのせいじゃない
せめてもう一度
暖かなクリスマスが欲しかった
それを言ったらキリがないけど
別れはクリスマスの後がよかった
でももう戻らない
偽り愛は欲しくない
あなたも同じはず
だから別れた
二人の決めたこと
なのになぜこんなに虚しい
あなたは今頃だれといるのだろう
暖かな思いをしているだろうか
温もりのある人と
すごしているだろうか
私の心は冷えたままだ
さよならが遅すぎた
さよならが遠過ぎた
あなたを苦しめたくなかった
私をかばいたかった
だから今 一人光の中で立ったままで
純白の雪に闇の部屋の比較がすごいですね。
その中で揺れるキャンドル。
離れたくないのに別れてしまう。辛いですね。
セカンドさんは、どんなクリスマスをお過ごしですか^_^
純白の雪に闇の部屋の比較がすごいですね。
その中で揺れるキャンドル。
はなれたくない
もうすぐ消える
いくつもの想い出と温もりが
閉じられた小さな部屋の中で小さく揺らいでいる
外は雪が降っている
その白さにわたしは嫉妬する
けがれを知らない
純白の雪に
あなたは
何も知らないのだ
そして知ろうともしないのだ
その白さを維持するために
私はカーテンを閉め
肩を震わせる
嗚咽の中最後の揺らぎが終わり
部屋は闇に包まれた
クリスマスは色々な思い出がありますね
ちょっと暗い詩かな?