初めてのケーキ
- カテゴリ:日記
- 2022/01/09 21:57:15
先週の木曜日、仕事が休みの私は朝から業務スーパーに行っていた。
木曜の朝は9時ちょっと前に養鶏場に行って卵を買い、農家の直売場で野菜を買い、その足で業務スーパーに行く、というのがいつものルーチンである。
朝一番の業務スーパーには、お得なものがあったりするのだ。
その後、行けたらスーパー銭湯でのんびり風呂に入ったり漫画を見たりするのを楽しみにしているのだが、この日は関東も雪の日であった。
あまりに寒いし、2駅先のスーパー銭湯まで歩くのはどんなもんだろうと考えながら、まだ何も降っていない道を自転車こいで行ったら、「13時から福袋販売」の文字。
え、業務スーパーって福袋なんてあるのか。
店員に聞くと、毎年とても人気なのだという。
気になりはしたが、家に帰ると雪が降ってきた。
さすがにスーパー銭湯はやめて、今日は家でのんびりすると決め、夕飯の下ごしらえとか、作り置き総菜とかを作っていく。
やることやったら、風呂に温泉の素を入れて長湯をするのだ。
読みたい本もあるので、のんびりしてやる。
子供に福袋の話をしたら、彼らが行くことになった。
ありがたい。
長男が車を出すというので、金を出して託す。
彼らは野菜(500円)と果物(2000円)、肉(2000円)の福袋を買ってきた。
野菜は白菜半分とねぎときのこ3種、肉は黒毛和牛の切り落とし1キロ(きれいな霜降りだった)など、なかなかいい内容だった。
が、この中で子供らが一番興奮したのは果物の福袋。
数種の果物の中に、あまおうイチゴ1パックが入っていたのだ。
このイチゴをどう食べるか。
「ケーキだな」という声に、これからスポンジを焼かされるのか? と思ったが、三男が「俺がケーキを作る」というので、私は当初の目論見通りのんびり入浴が楽しめたわけだが、もちろん、監修はした。
型にペーパーを敷くやり方、材料の分量、どのくらいまで泡立てればいいのか、粉の混ぜ加減。
だけど、あとは本人に任せて、なるべく居間にいるようにする。
なんでもトライ&エラー、と思っているので。
結果的に、三男の作ったスポンジは、かなりいい出来だった。
あまおうは見事な大きさだったけど、10粒くらいしかなかったので、表面には厚めにスライスしたものを美しく並べていて、見栄えを重視しない私の作品より美しいくらいだった。
味を占めた三男は昨日もケーキを焼いたが、そちらはそんなに膨らまなかった。
卵の大きさを考えていなかったのだ(前回はLLサイズ、今回はSサイズだった)。
もし膨らまなくてガッチガチだったとしても、喜んで食べるから。
いくらでも作っておくれ、と思う。
どうせ店みたいにできないから、なんて思って作らないより、作って、ここ失敗した、と笑うほうがずっといい。
その分、失敗も多いのですが、これからの人生で今が一番若いんだから、と言いつつ「年甲斐もなく」から目を背け続けています^^;
パンはしばらく作られていませんでしたが、今朝は生焼けのシナモンロールを前に審議する子供らの声で目が覚めました。
パンが生焼けでも、最悪トースターで焼けば何とかなるさ!
と言ったら、もう一度焼き直していました。
そういうこと、できるのね…。
人生アクティブにに生きていらっしゃる。いいなあ。
パンを焼いたり、ケーキ作ったり、そして食べたり、ほんといいなあ。