別れの音
- カテゴリ:小説/詩
- 2022/01/21 16:20:12
明日も寒いらしい
天気予報が話している
いつになったら暖かくなるのか
余り早くても
季節感が狂うかも
手紙を書いた
何年ぶりのことだろう
ポストに入れた
音もなく吸い込まれた
もう取り出せない
あなたへの別れの言葉は
だった五文字
ありがとう
それだけ
あなたはそれて分かるだろう
あなたについていけなかったんじゃない
私の方が座り込んだ
私がいたら前に進めない
きっとあなたを追いかける人がいる
私の選択は間違っていたのか
どのくらい過ぎたら
思い出を消せるのだろう
あなたの温もりが強すぎて
この手から去っていかない
最後に涙はなかった
私のことは忘れて欲しい
随分勝手なことだけど
私がいたらあなたを苦しめる
それを話はしないけれど
いつかあなたにも分かる日が来る
さようならの五文字が
砂時計の砂になる
サラサラと落ちて
時を知らせる
私の恋心のように
随分日が長くなった
暗闇になる時も遅くなった
あなたの背中をもう一度見たかったけど
もうそれは叶わない
季節に乗った暗闇のように
ここにかいてごめんね、昼間は家にお店ですかぁ
私も今は訳アリで、昼間家に居るんです、話せばわかってくれると思います
是非一度お話をしたいですね・・よろしく
北京オリン始まったけどの聖火最終走者のやらせで観る気なくなったよ!
最もシン部屋BSしか映らないけど><
オミクロンって言っている間にもう1月も終わって
2月のあっという間に過ぎちゃいそう♪どうなるんだろう?
今月2月も不定期訪問ですが、宜しくお願いします。
暖かさはまだ遠いですね。
落ちていく砂
冬の白い月光に照らされて
いくつもの想い出が落ちていく
窓ガラスから冷気が伝わる
冷たくなった細粒の砂
その最後の一粒が落ちた
指先で砂時計を触れる
時間がとまった砂時計
再び動くことは無い
さようなら
冷気に言葉がふるえる
窓の外には
はるか遠くまで黒い景色が連なる
見上げると
白く光る月が涙で崩れていく