Nicotto Town



料理をするということ

私は、食べることが大好きです。

色々とやっているスポーツの関係もあって、好きなものを好きなだけ食べるという生活はしていませんが。

我が家の料理は、ほぼ私が作っています。
朝も昼も夜も。
というか、そもそも家事は全部私なのでね。炊事、洗濯、掃除、風呂やトイレの掃除から、アイロンがけから、犬の散歩まで、誰もやりませんから。

時々、料理好きな男性に出会いますが、そのすべてが「休日の素敵な男の料理」です。優雅にワインでも飲みながら奥様とお食事は別に構いませんが、残念ながら私にとっての料理とは、家事です。限られた予算と食材で、山ほどある他の家事と、夜中も土日も動かねばならない仕事の合間の限られた時間で、少しでも美味しい食事を作ること。それが私の料理です。

作ったところで、そもそも食事が面倒くさい子どもはろくに食べないし、嫁も不平を言うためのネタにしかしませんが、それでも私は食事を作ります。

自分でいうのも何ですが、不味い食事を作っているつもりはありません。ありきたりな言葉ですが、料理は芸術だと思います。いつも、料理は絵を描くことに本当に似ていると思います。
限られた時間の中で猛スピードで作る料理ですが、私はとても楽しいと思っています。これを混ぜたらどんな味になるだろう。煮る順番は?焼き加減は?香辛料は揃えています。ガスレンジの横には、スパイスの瓶が10個以上並んでいます。調味料もそれなりに揃えていますが、伊達や酔狂でもないつもりです。ちゃんと使い切っているつもりです。
冷蔵庫の残り物をアレンジすると、意外と意外な料理が出来上がります。けっこういいんじゃないの?という料理になったと思いながら味見をした時、これは美味しいじゃないか!と手ごたえを感じた時、とても幸せな気分になります。

洗い物も大好きです。料理をしながら数秒の隙間でどんどんと片付けをしてしまえば、料理終了と共に台所はスッキリです。強いて言えば、あとはガスレンジとレンジフードの磨き上げだけ。台所を綺麗に整えてから食べる食事は、それだけで美味しく感じます。

ご飯だよ。

そう言っても、子どもは部屋から出てきません。嫁も出てきません。3回、4回と呼んで、やっと面倒くさそうにテーブルに着き、すっかり冷えた料理をテレビを見ながら面倒くさそうに食べ、何なら「もういいや」と食べ残しておしまい。

別に良いんです。
私は、私のために料理を作っています。
いや、違うな。私は、料理のために料理を作っています。

ただの人参が、ジャガイモが、豚肉が、想いをもって扱えば、こんなに美味しくなる。それが私は楽しい。失敗した時、失敗したその料理を食べながら、次はこうしてみよう、そう思いながら、美味しく料理できなくてすまんね、と料理したものに言葉をかけながら食べると、まあ頑張れやと言い返されているような気がして、それはそれで良いかなと思ったりします。

食べることは、生きること。
そこに真摯に向き合いたいなと思うだけです。

おやすみなさい。

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2022/01/24 21:50
まあね、じゃあ自分が親のスネをかじっていた時はどうだったんだ言われると、すみませんでしたとしか言えない気もするのですけどね。そんな時、もう死んでしまった母も溜息をついていたのかもしれませんが、まあなにしろ大らかな人だったので、気にもしていなかったのかもしれません。

まあいいのです。子供たちが大人になった時、不器用でもちゃんと自分の子供に向き合い、親にはあの時は悪かったなと思ってくれれば。そうやって毎世代ごと繰り返していくのでしょう。
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2022/01/24 11:26
まさに「主夫」。家の日々の料理担当の言葉だわ。

温かいものは暖かいうちに食べてほしいのよ。
呼んでもすぐに来ない夫のことは、心の中で呪います。

自分で作って自分で美味しい!幸せ!って思うことが一番なんだけど
でも一緒に食べる人がいるからこそ作る理由にもなってるし
作っている人に対して、敬意を表してほしいと思う事はしばしばです。

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2022/01/24 10:32
またグチグチと書いてしまった。もうやめよう。
すみません。。。



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