遅ればせながらも進化中…
- カテゴリ:仕事
- 2022/01/29 17:10:13
今週後半は、動画編集ソフトに挑戦していました。
私の仕事は、無声映画時代の活動弁士に似ているのです。
つまり、スクリーンに映し出されたものを解説していくお仕事です。
コロナウィルスの感染拡大が始まる前は、
会場にある二つのスクリーンを使って、
一つは、私が作ったパワーポイントを映し、
もう一つは、動画や手持ちの資料を映し出して、
お話ししていました。
ですが、感染拡大によってオンラインで仕事をしなくてはならなくなった結果、
手持ちの資料などは、すべて画像データ化してパワーポイントに組み込み、
ZOOMの画面共有という機能を使って、見ている人に画像を提示するようになりました。
これは、私にとって棚からぼた餅、瓢箪から駒。
来年度は従来通り、現場の会場でお話しすることになっても、
もう重い資料を持ち歩く必要はなくなったわけです。
ならば残るは、動画。
動画の見せたいところだけを細切れにして、
それもパワーポイントに組み込んでしまえば、
極端な話、パワーポイントデータを入れたUSBメモリーを持ち歩けば、
パソコンとプロジェクターが用意されている会場なら、
どこでも仕事ができてしまう!?。
うひひひ… これからは、手ぶらじゃ、手ぶら。 ☆\(ーーメ)
しかし、そうはいかないのでした。 ☆\(ーーメ) 取らぬ狸の皮算用じゃったか。
資料の図と動画を見比べながら聞いて欲しいから、
スクリーンを2枚使ってお話ししていたわけで、
それを全部一つのパワーポイントに組み込んでしまうと、
スクリーンを2枚使う意味がありません。
パワーポイントのパネルを2分割して、
一方に動画を、一方に文字や資料を示すこともできますが、
それだと動画が小さくなってしまいます。
ですが、動画は、大画面で見て欲しい!!! ☆\(ーーメ) 映像オタク
てなわけで、スクリーンを2枚使う従来の形式はそのままにして、
動画の見せたいところだけを編集しておいて、
後はスタート・ストップボタンだけ操作すればいいようにしておけばいいのでは?
今までは動画全編を用意して、
「それじゃあ、このあたりから見てみましょう」と、
毎回、見せたいところを動画の中から探し出して見せていたのですが、
見せたいところだけを再編集しておけば、見せたい場面を探し出す手間が省けます。
ついでに、その場面で加える私の解説も、
動画のテロップとして入れておけば、
私、楽じゃね…?
否、No, Non, Nein!
それでは、私はパソコンのキーを叩くだけの操作係になってしまいます。
会場にいるのですから、
やはり目の前の人とお話ししたい。
アドリブ入れたい… 脱線したい… ☆\(ーーメ)
何かの資格講座みたいなものでしたら、
毎回定型化されたお話が続く講義映像でもいいのでしょうが、
(ちなみに今年はそのような形態で仕事をしてきましたが)
しかし、会場の、それも目の前に人が座っているというのに、それをする?
それは無神経というものよ。
大学の先生なら、そんな仕事の仕方をしていても商売が成り立つのかもしれませんが、
客商売でお金稼いでいる私としては、
お客様には、サービス、サービスぅ~ ☆\(ーーメ)
てなわけで、見せたい場面だけをピックアップした動画編集はしておくものの、
それ以外にも、いつでも好きな場面をピックアップできるように、
動画の全編も用意しておく。
テロップは最小限度にしか入れず、基本は私のしゃべりで話をつないでいく。
そういう方針で行くことに決めました。
それでもまあ、動画編集ソフトを使って、
動画を再編集してテロップを入れるぐらいのことはできるようになったわけで、
古い奴だとお思いでしょうが… ☆\(ーーメ) 東映の任侠映画かい!
それでも私、少しは進化している?
顔を隠すためのぼかしなど、
画像修正テクニックを覚えると、
どんどんアブナイ方向に進化しそうです。
私はおりました^^;