海行かば ☆
- カテゴリ:タウン
- 2022/02/07 00:06:45
仮想タウンでキラキラを集めました。
2022/02/07
集めた場所 | 個数 |
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展望広場 | 5 |
ゲーム広場 | 3 |
4択 ライオン ☆
たまに頭の中にメロディーが浮かんで1日ずっと頭の中で音楽が鳴ってることが
ありますけど、昨日は 海行かば が1日頭の中を駆け巡っていました。
なんで、海行かば だったのかしら?
https://www.youtube.com/watch?v=PfBebI2oFp4&t=36s
この曲、子供の頃からなぜか好きな曲なのですが、
戦争系の番組や映画に必ず流れてくるので
題名しか知らないけれど、一体どういう曲なのか?
実は全く知らないことに気づいて昨日ちょこっと調べてみました。
大元の歌詞は
『万葉集』巻十八「賀陸奥国出金詔書歌」の大伴家持の歌から抜粋されていて
歌詞は
海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
大君の 辺にこそ死なめ
顧みへりみはせじ(2番:長閑には死なじ)
大体の訳は
海に行ったならば 水に漬かった屍(死体)になり
山に行ったならば 草の生えた屍になり
天皇の お足元で死にます
後ろを振り返ることはせず
(2番 穏やかな死に方はしません)
そのままとれば軍国主義の天皇崇拝の歌と言えますが
深く考えれば天皇、というより国の人々のために、
という雰囲気が感じ取れるかも・・
戦意高揚のために
NHKの嘱託を受けて信時 潔(のぶとき きよし/1887-1965)が
1937年(昭和12年)に作曲した国民歌謡(戦時歌謡)のようです。
元々の曲の雅楽版もあって、優雅で全く雰囲気が違います。
https://www.youtube.com/watch?v=C2j4Qu8sdhg&t=157s
万葉集の歌って深い歌が多いですけど
大伴家持のこの歌詞も深くて不思議な余韻があります・・
軍歌の海行かば、はいい曲なのに演奏場面が刹那的な場面が多いせいで
まるで葬送曲のようになっていますね・・
私は「われは海の子」に似た雰囲気を感じていただけに
内容調べてちょっとびっくりでした><
それにしれも、まだまだ実は知らないことってたくさんあるかも><;
多分、軍歌にするにふさわしい部分を
古歌から探したのでしょうね・・
万葉集は防人や恋人への思い、そして国への思い、と
今では薄くなってる熱い思いの歌が多いかも?
なんでも便利になると、手紙一つにしても待つ間の焦がれる気持ちや
いろんなイメージの時間がなくなって、現代の人にかけてるのは
あれこれ想像したり待つ間に気持ちが膨らむ、そして周りの風景で
色々ものを思う、そんな合間時間なのかもですね・・
軍艦マーチ、名前はよく聞くけどどんな曲だっけ?とググったら
あのパチンコ屋さん定番の曲ですか^^
初めて歌詞を見てびっくりしたのですが、途中から海行かばの歌詞が入ってるバージョンもあるようです
これも全く知りませんでした><
軍艦行進曲(海行かば入り)
KKBOXを起動
作詞:鳥山啓 作曲:瀬戸口藤吉
守るも攻むるも黒鉄の
浮べる城ぞ頼みなる
浮べるその城日の本の
皇国の四方を守るべし
真鉄のその艦日の本に
仇なす国を攻めよかし
石炭の煙は太洋の
龍かとばかり靡くなり
弾丸撃つ響は雷の
声かとばかりどよむなり
萬里の波涛を乗り越えて
皇国の光輝やかせ
海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
大君の辺にこそ死なめ
長閑には死なじ
https://www.youtube.com/watch?v=A75AQgDBtJI
私は君が代行進曲も好きです^^
でも、歌詞は、万葉集の大伴家持の歌から抜粋されたとのこと。
全く、同じ内容なのか、そういう箇所だけ、抜き取って、
大伴家持の意図とは違うものにしてしまったのか、気になります。
大伴家持って、天皇を守る気持ちを持っていたのかなぁ・・。
どういう境遇でこんなうたを詠んだのか。
それにしても、この曲にしても、大伴家持にしても、純粋で、
胸が熱くなりますね。
お国のためでも、死んではだめでしょ・・・ね・・・。
軍歌なんですね。
軍歌は軍艦行進曲(軍艦マーチ)しか知らないかも^^