Nicotto Town



ぐったり顛末

先週の木金と会社を休み、土曜日までの2泊3日で出かけたスキー。

初めてのスキー場ですが、コースは単調で面白みはないものの、淡々と練習するには悪くない。そして何よりも心配になるほど空いている。
土曜日こそ多少は人手がありましたが、平日はもうプライベートゲレンデかと思うほどのすきっぷり。しかもわずかにいる客の過半数がスキーヤー(スノボが少数派)で、しかも軒並み上手い。見渡す限り、平均レベル以上の人たちしかいない安全環境という、もうパラダイスのようなスキー場でした。

泊った宿も、ユースホステルと言いつつ素敵なログハウスで、部屋も綺麗、ご飯はユースとは思えぬ豪華っぷり、そしてべらぼうに安い。

…という、ウハウハのスキー旅行となるはずでした。


ところが。

金曜日の夕方から、息子が頭が痛いといってレストハウスでグンニャリ。でも偏頭痛持ちの息子が、頭が痛いとグンニャリすることは時々あることで、その時は特に気にもしていませんでした。
そして宿に着くころになって寒いと言い出す。もちろん寒いです、氷点下の地域にいるのですから。いつも寒いのに薄着で「寒い」と抜かすバカ息子のことですから、ん?と思いつつも、ここでもまだあまり状況を深く考えていませんでした。
しかし夜も寝る頃になって、あいかわらず元気のない息子の顔が、明らかに熱がありそうな様子になっている。これはマズいなと、この時点で憂慮すべき事態を想定しなけれればならない可能性を感じました。とは言えもう夜も遅く、とにかくマスクをして暖かくして寝てろということで、寝かしつけました。

翌朝。

息子の様子を確認すると、頭痛は既に収まっており、体温を測ってはいないものの、見た目としても触った感じとしても、熱がある様子もない。ただ喉が痛いとは言います。そこで、とにかくしゃべったり騒いだりせずにサッと朝食を食べさせてもらって、すぐに部屋に戻り身の振り方を考えました。
とにかくもう帰る、というのが最も無難な選択肢。ただ、この時点では息子以外にそれらしい症状を訴える家族はおらず、とりあえず人もまばらなオープンエアのゲレンデに出てしまえば感染も何もないわけで、滑りたいという子供の気持ちも考慮し、早めに切り上げる前提でゲレンデに出て、そして予定通り早めに撤収。

これで済めばよかったのですが、この時点で、娘が喉が少しだけど痛いと言い始め、私自身もわずかに喉にイガイガした感触を感じていました。

そして帰宅。

疲れていようが眠かろうがその場で荷物の片づけをするのが私のポリシーなので、ぱーっと片づけを行い、ビールを飲んでのんびりとしていました。

翌朝。
息子は、まだ喉の痛みはあるもののだいぶ改善されたようで、すでに元気です。
しかし娘はあいからず喉が痛いらしい。
私はと言うと、これまた変わらず、まあ痛いのかな程度の喉の痛みがあるという状況です。嫁は無症状。
ただ今後の身の振り方もあるので、日曜日でも営業をしている発熱外来を行っている病院に電話をし、PCR検査の予約。そして出向いて看護師に状況を伝えて相談をしたところ…

「息子さんの状況がすぐに改善し、娘さんもお父さんも大した症状ではなく、そして会社も学校もリモートで動いている、明確な濃厚接触者も家族以外はいない、と言うことであれば、検査はしなくてもいいでしょう。ただし厳重注意で、可能な限り自主自宅軟禁で様子をみて下さい」

…というお達しでした。まあね、病院も正直なところ検査したくないという気持ちもあるのでしょう。

ということで、トボトボと自宅に戻り、私はスキーで汚れた車の洗車やらスキー道具のクリーニングなどを行い、日曜日を残りの時間を過ごしていたのですが、夜になってなんか微妙に体調が悪化しているような気が。。。 いや、この時点では、気がするという程度ではあったのですが。

そして運命の月曜日。
7時過ぎ頃に起床したのですが。

う。。 なんか熱っぽい。なんか頭痛い。
体温を測ると、36.9度。もともと体温は高めですが、平熱は36.5~7度くらいなので、微妙に高い。

前日に準備しておいた朝ごはんの仕上げなどをして、早めに仕事をちょろちょろと初めながら熱を測ると、37度2分。これは完全に微熱。

この日は、犬くんの「たまたまサヨナラDAY」の入院日。まだ私が特に動けないといったことはなかったのですが、状況的にこの体で動物病院に出向くのはマズいので、犬の搬送は嫁に任せました(案の定、情報不足で帰ってきたので、後で私が獣医と電話をする羽目になりましたが)。

そして徐々に体温は上がり、昼すぎごろには7度4分。このあたりから、頭痛も強くなり、だいぶ辛くなってきました。
そして14時を過ぎた頃には38度前後となり、頭痛もピークに達し、この時点でギブアップ。仕事を切り上げて、布団に倒れこみました。

この後は昏睡状態となり夜まで寝続けていました。そして20時ごろでしょうか、あまりに頭痛がするのでロキソニンに頼るかと一錠飲んだのですが、その直後にオジヤを食べたのがイケなかった。2,3口だけ食べたところで吐き気に襲われ戻してしまいました。
ところが、この嘔吐がかえって良かったのか、吐いたのを境に突然に頭痛が軽くなり、そのあとは再び心地よく昏睡状態におちいり、次に目覚めたのは明け方4時ごろ。

おお。。。
だいぶ良い。。。

熱は明らかに下がり、計ってみても37度1分。頭痛もおおよそ改善されている。
そしてさらに一眠りして、次に目覚めたのが8時頃。寝過ぎということもあって、病み上がりにありがちな体の凝りや痛み、だるさはそれなりにあるものの、もう動ける状態に回復していました。
昼頃には大よそ普通に稼働できる状態となり、熱もほぼ平熱。翌日に控えたプレゼンの準備を突貫で行い、結局夜中まで仕事をしているという平常運転となりました。

息子もそうですが、半日くらいでドカーンと状態が悪化して、そしてその後は1日程度でほとんど回復してしまうという、ジェットコースターのような状態でした。
検査はしていないのですが、まあこの集団感染っぷりを考えると普通の風邪と言うこともないでしょうし、インフルエンザだとすると、こんなに軽い症状では済まないでしょうから、まあコロナだったのでしょう。

いま現在は完全復活して、本日の突貫資料作成に基づくプレゼンも無事に終わり(けっこう雑だったけど、いいのかなあれで。まあ相手が納得してたから良いかw)、そしてさっそく酒を飲んでいる始末です。

てなことで、あいもかわらず事後策の練り上げもないまま、漫然とマンボウを3月まで延長とかいう馬鹿なことを悠長にやっている場合でもないと思うのですが(死ぬまで様子見という判断保留のおよび腰状態から抜けられないのね)、とはいえ罹患する身としては多少なりとも難儀はするわけで、かからないに越したことはありません。みなさま、ご自愛くださいませ。

あとはいつも通りの愚痴を付け加えておくと、このご時世に、この状況となりながらも「あっちのフレンチトースト美味しそうなレストハウス行ってみようよ、え?コロナ?風邪よ風邪。なに言ってんの、どうでもいいわよ」と自分の気分と欲望以外は何も見えない通常運転の奥様に、もはや言葉を失う以外になかったいうところでしょうかw もやは笑い話。

※次回は犬くんの「たまたまサヨナラDAY」のお話の予定です。

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2022/02/10 14:12
マンボウが出たタイミングでリモート授業に移行したので、オミクロン株の場合は潜伏期間が長くても6日程度ということなので、学校での感染は考えづらそうです。もっとも最初に発症したのが息子と言うだけで、潜伏期間のばらつきを考えれば、私や娘が持ち込んだ可能性も十分にある。むしろ外出機会の頻度から考えると、仕事や家事の買い物からジムなど、圧倒的に私が高頻度。なので、わたしが感染元としては筆頭な気もします。
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2022/02/10 11:56
おおおおお・・・・息子さんは学校とかで感染???
男性のほうが感染しやすくて重症化もしやすいとか・・・
ジェットコースターのような症状の変化はとてもつらそうです。
私ならちょっと熱がでたとか頭痛がした!って時にロキソニンかカロナールを飲んじゃうだろうなあ・・・
治ってよかったです。

しかし・・・奥様は…パニックになるかと思いきや通常運転か~
なかなか面白いけれど、うちの母と同じ種族としか思えないです。



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