1551番:アルト・ハイデルベルク(122の1)
- カテゴリ:日記
- 2022/02/24 21:48:28
アルト・ハイデルベルク(122の1)
————————————【122】—————————————————
12.Szene
Käthie :Es wird bald Nacht. Ich bring* die Kampe. Und da ist der
Wein*. Meiner Seele, er schläft.
Karl Heinrich:Ja.
Käthie :Ich werde ihm ein Kissen holen.
Karl Heinrich:Oh, das ist nicht notwendig.
Käthie :(schenkt ein). So. Nu trinken sie mal !
Karl Heinrich:Danke schön.
Käthie :Schmeckt es ?
Karl Heinrich:Ja, danke.
(Kleine Pause.)
Käthie :Es ist warm heut.
Karl Heinrich:Ja.
Käthie :Waren Sie schon einmal* in Heidelberg ?
Karl Heinrich:Nein.
Käthie :Aber vielleicht in Tübingen ?
Karl Heinrich:Auch nicht.
Käthie :—— Der Herr von Scheffel ist jetzt auch in Heidelberg.
Nächste Woche bringen sie ihm einen Fackelzug.
Karl Heinrich:So, so.
Käthie :Ja. (Nach einer Pause zur Seite.) Es ist halt ein Preinz.
Die sind wohl immer ein bissel langweilig. Der Wein
schmeckt wohl nicht ?
Karl Heinrich:Er ist sehr gut. (Trinkt.)
————————————— (訳) ————————————————
ケティー : もうまもなく夜だわね.ランプを持ってきてますの.
それで、はいワインですよ.あら、この人は眠っ
てらっしゃるのね.
カール・ハインリヒ: そうなんですよ.
ケティー : この人には枕をもってきましょう.
カール・ハインリヒ: ああ、その必要はありませんよ.
ケティー : (ワインをつぐ).さあ、召し上がれ!
カール・ハインリヒ: どうもありがとう.
ケティー :おいしい?
カール・ハインリヒ:ええ、ありがとう.
(短い間)
ケティー :きょうは暖かいですわね.
カール・ハインリヒ: ええ.
ケティー : ハイデルベルクにいらしたことはありますの?
カール・ハインリヒ: いいえ.
ケティー : じゃあ、もしかしたらチュービンゲンには?
カール・ハインリヒ: そこもありません.
ケティー : 今ハイデルベルクには、シェフェルさんがおいで
ですのよ.
来週、彼のためにたいまつ行列が催されますわ.
カール・ハインリヒ: ああ、そうなんだ.
ケティー : そうよ.(少し間をおいて、傍白) やっぱり王子さまね.
こういう人たちは確かにいつも少し退屈だわ.ワインは
美味しくないのかしら.
カール・ハインリヒ: とても美味しいですよ.(飲む)