Nicotto Town


初花のつぶやき


卒業祝い…?


 高校の卒業式は明日(3日)に行われる。今年もコロナの影響で生徒と教員のみで。入学式の時はまだコロナなんて知りもしなかった。自分らの高校生活の半分以上がコロナ禍になるなんて3年前からは想像もできなかった。1年生の終わり頃から急に休校。2年生は行事が殆ど中止になり、10月にクラス全員で行った美術館と11月にやった手型アートぐらいしかイベントらしきものがなかった。3年生では受験対策に追われてずっと苦しい日々が続いてた。でもそれももう終わらせることができた。極めて波乱万丈な日々だったな…。
 明日で高校生活の全てが終わる。28日に短大合格が決まって、学校の先生方にも祝って貰えた。自己推薦でも一般のA日程(短大、大学は共通テスト利用も含む)でも全滅して行き場が全く無い極めて辛い日々が続いたけど、疲れた日々の果てにはゴールがあった。ここからが本題だけど、そんな事を考えながら黒ガチャ回したら目玉アイテムが出た。もしかしてこれはご褒美かな?なんて思えてしまった。
 3年生進級直後ぐらいの頃にとあるキャラクターソングを聴いていた。その中に「疲れた日々の果に何が待っているのだろう」という歌詞がある。これはこの一年間ずっと思い続けていたことと同じ。昨日久々に聴いたら「そこには短大合格が待っていた」と答えてしまいたくなった。誰よりも辛くて苦しく極めて険しい道を進み続けた。これが高速道路なら、目の前には「高校生活 全長1096日 お疲れ様でした」の標識が見えてその先に「ここから 短大生活」の標識が現れるという感じ。けど、それとほぼ同時に「子供 全長6635日 お疲れ様でした」の標識が見えてその先に「ここから 大人」の標識も現れる。私達の年代は4月にすぐ成人する。短大生活の始まりと共に一人前の成人としての人生も始まる。緊張感が増してきた。子供でいられるのもあと1ヶ月以内になってしまった。早く大人になりたいと思ってきたけど、いざ1ヶ月を切ると少し不安になるのはなぜだろう。明日の卒業式で証書を受け取れば3年間の高校生活に幕が閉じる。後は引っ越しの準備。私は3月終盤頃に仙台を離れる。上京してこれから2年間の短大生活が始まる。私は4年大への編入を目指して4月からも修行が続くことだろう。





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