大丈夫石
- カテゴリ:日記
- 2022/03/10 16:56:00
いつも必ず持ち歩いているヒマラヤ水晶の結晶がありまして
私はそれを「大丈夫石」と名付けています。
……おや、この話どこかでしましたっけ……
もし被っていたらスミマセン。
ちょうど掌に握り込めるサイズのヒマラヤDT(ダブルターミネーション)
結晶(両錘型)の水晶です。
ヒマラヤ水晶といいますが、実はほぼ退色したアメシスト(紫水晶)でもあります。
大丈夫石は、私が今の仕事をゼロからスタートした時から使っています。
何もない状態の時、やる気はあってもしばしば不安に襲われるなど
心は揺れ動くものですから、それをきちんとセンタリングするために、
この石を握って「私は大丈夫」と言い聞かせるのです。
石には不安や恐れがなく、しっかりと前を向いた状態の自分を
あらかじめ覚えておいてもらっています。
石を使うことがスイッチとなり、その本来の状態を思い出すのです。
当時は何かにつけ頻繁に石を握り「私は大丈夫」と唱えていたものですが
ある時「不安や恐れは私の望む未来に於いて、何も生みださない」
と腑に落ちた瞬間から、「私は大丈夫」と唱える必要がなくなりました。
ただ、ポケットにはいつの時も入っていましたが。
その後長い間、仕事に関して精神的には殆ど何の心配も不安もなく、
順調に進めることになります。
その後、10年を超えて私自身がブレーカーダウンした後、相方や
スタッフに囲まれながらも暗闇にぽつんと自分一人になったような
感覚に陥った頃から、またこの石が私のお守りとして再び
手助けしてくれるようになりました。
周囲から隔絶したように感じる状態であっても、ですから不安は
ありませんでした。
暗闇にぽつん、は現在に至っても稀に陥ることはありますけれど、
これは仕方ないですね、人として生きている以上。
今は石を日々の祈りの媒介としても常に手元に置いています。
「すべてが良き流れにありますように。」と祈る時、
その瞬間が「今ここにある瞬間」として、感覚が開かれ
意識は果てしなく広がっていきます。
その時特定の人を捉えていることもありますし、ただ私を含む
周囲の良き流れへと思いを馳せることもあります。
祈りは石を持たずとも行えるものですが、確かな質量を持ち
存在するものとして、自分を置く位置の目印のような役割を
果たしてくれているようです。
言葉にするとなかなか難しいものですね…ごく感覚的なことなので。
ただ、ひとが何か行動をすることで現実の事象に変化をもたらす
ことと同様に、想いや祈りというものも、眼に見えぬ領域から
何かきっと生み出しているだろうという確かな感触は感じています。
ちなみに「祈る」という言葉を使いますが、私自身はクリスチャン
ではありません。
幼い頃叔母に連れられ教会の日曜学校に通ったことはありますが。
ただ、自分探しの旅…精神の世界を知るために様々な知識を
求め学んでいた頃に、縁あって聖母マリアを知ることになり、
しばらく彼女のメダイを身に着けていた時期がありました。
それは月と同じように母性愛の象徴であったのかもしれません。
また経験上「ただ祈る」しかない状況も多々過去に経てきましたので
祈ることは私にとって、誰かを思い遣ることと同じ意味合いなのです。
はい、石を手に取り、もう30年になりますか…。
実は石に関する知識の本は、殆ど見たことがないのですよ。
実物に触れて、こういう感じ、という感覚優先できましたので。
石をお任せでブレスレットなどのご依頼をいただけば、
その方に一番今相応しい、力になってくれる石を、
いわば直感的に選んで、制作させてもらっています。
そうした繰り返しから、私にとっての石の性質というのが
だんだんわかってきた感じですね。
手探り作業でしたけれど、楽しかったんです^^
できればね、最初に手にしたときに心の中でいいから
私の一番いい状態を覚えておいてね、って話しかけておくと良いと思う。
もちろんこれは、石を通じて自分にセッティングをしているわけで、
石はそのスイッチ的な役割なのね。
石に触れて「私は大丈夫」と思うことで、動揺したり不安になった時も
その状態の自分を思い出せるっていう感覚かな。
たのしんで使ってね~☆
明日ラピスラズリのペンダントが届く予定だけど
石に覚えておいてもらっているって書いてるから
何か使い初めにすることってあるの?
自分ひとり…そうですね、自分のことを知ることが出来るのは自分だけですし
また、自分のことが一番わからない、とも言います。
それだけに向き合う時間を大切にできるのは素晴らしいことだと思います。
心の声、フィーリング、そうしたものを直に純粋なまま捉えるのが
時として難しい場合もあります。
その時、自分以外の存在、ひとであり或いはものであり、
それらが映し出してくれることも、時折あるように感じています。
自分以上に信じられる存在は無いので、無の時間を大事にしてます。
人は一人で生まれ一人で死んでゆくので一人でポツンとしても孤独ではありません。
むしろ五感を研ぎ澄ませられるのでそういう時間は大切です。
すると何かしら心の声というかフィーリングが湧いてきます(^_-)-☆
石と戯れン十年ですもので……あ、仕事の素材なのです 。
誕生石はその人にとって確かに「特別の」石ですね。
大丈夫石はその時々、一番気になるもしくは気に入った石でOKです。
アメシストはとても使いやすい石ですよね。私も大好きです。
キャパシティも大きいですし、何よりあの紫色というのは、
肉体の赤、精神の青が融合した色ですので、バランス感覚にも優れていますね♪
大丈夫石は誕生石でなくてもいいのですね。
私はアメジストが好きです。
気になる石があるのなら、それがきっと今自分に必要な石だと思うわ。
翡翠は日本人には古くから馴染みの石であるのと、とてもキャパシティの
大きな石なので、使い心地は良さそう。
ラピスラズリの和名は「瑠璃」ね…ふふふ。
←こういう石だと思ってくださいw
実はね、事あるごとに何か買おうかなって思ってたけど
持つんだったら水晶の方がいいのかな?
私はラピスラズリの色が大好きなので
瑠璃ちゃんを真似て握れる小さめの買うことにします。