Nicotto Town



卒業旅行断念会(三日目)


二日目のロスタイムを取り戻すために三日目はハードスケジュールです。


朝起きて、速攻神田明神参拝。ここは江戸の総鎮守と関東守るために作られた神社で東国で謀反を起こした平将門の胴体や他の神様が祀られています。(昔の人は、自分たちに祟りそうな人を神様として祀って「神様にしたんだから祟ったりしないよね」という発想で危ない人は神様に祭り上げました。ちなみに大宰府に左遷されて死んだ菅原道真は御所に雷を落として、ゆかりの地に天満宮を建立してもらいましたw)

それから銀座です。このために3人共、少しお洒落してます。二日目の夜の作戦会議で、男運が悪いのは、準備を怠っていたためと言う結論に至り、唯一の経験者であるRちゃんの助言でお揃いの勝負下着を買いに行こう!(3人とも持っていなかった)この際、フランスやイタリア製でなくても、多少の先行投資はやむなし。で、店員さんのお薦めはW社のサルートというシリーズ。Rちゃんは西洋美術史に残るような豪華な刺繍やレースに感動して、わたしはカップの内側の何と肌触りの良いことは他の追随を許さない感じ。清潔であればなんでもいいよと抵抗していたSちゃんも試着をすると人生初めての谷間に感涙。ここは一度冷静にならねば失敗するパターン。「また来ます」と、お店を出るとみんなATMに走りましたwお店に戻って、しっかりとサイズを測ってもらって(4年ぶりにサイズを測った)ベストサイズをチョイス。Sちゃんが、店員さんとフィッティングルームでマンツーマンで谷間の作り方を教えてもらっている間に脂肪の余っているわたしは、胸が小さく見えるブラを選んで、脂肪に不自由していないRちゃんもブラの2つ目を選んでましたw

「ねぇねぇ、歩くと胸が揺れるんだよ」「へいへい」(胸が揺れるのが嫌で体育嫌いになったんだよ)「背中のお肉も胸に持って来れるんだよ」「そうなんだ」(胸の脂肪だけで十分です)こんな会話をしながら、お昼になりました。

銀座と言えば、銀座久兵衛・数寄屋橋次郎・天一・資生堂パーラーと日本の名店が軒を並べるところですが、わたしたちが行くところは、日本一地価の高いところの近くで頑張っている安い速いうまいの牛丼屋さん。牛丼屋さんの店内で食べるのは3人とも初めてで、目の前に並んだ牛丼・たまご・お味噌汁。白菜のお漬物は、1皿を3人で分けて食べることになり「お醤油かけていい?」どこまでもマイペースなRちゃん。「はいはい。ここからこっちはかけていいよ」「スプーンは?」「牛丼はお箸で食べるものなの」

なんとかお昼も終わって、一日目にスカイツリーに登ったので東京タワーに。床がガラスになって度胸試しのできるところがあって、平気で上に立つSちゃん。膝ガクガクで何とか立てたわたし。「わたし、スカートだから」と拒否るRちゃん。「アフリカの人だって下からあんたのパンツ見えやしないよ」(アフリカの人は遠くのライオンや猛獣を見るために5.0くらい視力があるらしい。人間の防衛DNA)

東京タワーの次は芝の増上寺。一日目に行った上の寛永寺(焼き鳥屋さんのインパクトが大きくて省略しました)一対で二つのお寺に歴代将軍様が葬られて、江戸の鬼門と裏鬼門を守っています。いつでも戦えるように将軍様は座った状態で刀を抱いて埋葬されているそうです。家光や吉宗とかいる方はいいけど、綱吉とかの残念な将軍様で大丈夫?と聞きたくなりますwその先の日光には、家康がいるから大丈夫だろうw

それから大手町の首塚。神田明神で神様になったのは平将門の胴体で、都で晒された首は、関東を目指して飛んで帰って来た(天満宮の飛梅伝説は優雅だが、こちらはかなりグロです)ここはまさに祟りの聖地で、平安時代から千数百年間、関東大震災でも壊れないで、戦前、大蔵省の別館を首塚に建てようとしたとき、日本経済は恐慌に見舞われて時の大蔵大臣が3か月後に病死。戦後、空襲のがれきをブルトーザーで整地していたGHQの兵士が首塚の上でブルトーザーが横転して死亡。首塚を再建したりビルの工事をするときは、神田明神の神職が事情を説明してからしか工事ができないそうです。よほど胴体のある関東に帰りたかったのでしょう。首塚の周りはカエルの置物でいっぱいです。

以上、わたしたちの卒業旅行断念会は、東京・江戸を守る神社仏閣に4年間のお礼というのと出来なかったことを体験しようの旅でした。それにしても、ブラ2つとパンツで3万円弱の出費は痛かった。これからはパパのもしもの時カードを使わせてもらう事にしようw

余談です。新宿は伊勢丹や紀伊国屋に行ったことはありますが、通りの向こう側の歌舞伎町を探索しました。歌舞伎町ってエッチなお店やお酒のイメージがありました。でも、普通のお店もあったりして意外でした。その先のゴールデン街はディープすぎて行っただけで扉を開ける勇気はありませんでした。2丁目も通りから見るだけで通過しました。臆病なヘタレは、通りから見るだけで精一杯でしたw

アバター
2022/03/30 12:16
ご卒業おめでとうございます\(^o^)/
素敵な青春の1ページ、楽しく読ませていただきました。
私も若き頃、友達と下着買いに行きましたよ〜。そして、同じくW社のサルート買いましたwww
「高い下着はこ〜も違うのかっ!」と初めて知った下着でしたw 世代が変わっても同じなんですね。
コロナ禍で今までにない学生生活や卒業旅行になってしまったけど、
いつか「あの頃はね〜」といい思い出話になると思います。
これから、どんな人生を歩んでいくのでしょ。楽しみですね(⌒▽⌒)ファイト!
アバター
2022/03/28 04:13
ご卒業心よりおめでとうございます(*´︶`*)
あおいさんの世代は僕らも経験が無い"目に見えぬ何か"にさいなまれました数年でしたね
その代わりリモートなど今まで技術的にはすでに実現可能だったのに
例外や変化が嫌いで固定概念に縛られる日本の悪い部分が邪魔をして進まなかった
新たな社会常識が生まれた数年でもありました

「時は薬」とも良く言われるのだけど
とある歌詞のように「そんな時代もあったね」といつか話せる時は来ます
あおいさんたちが過ごした学生時代は今まで前例の無いことです
だからこそ経験し感じたもの全て説得力のある言葉になります
経験したくて経験したわけじゃない不自由も、きっと自身の武器になるでしょう

勝負下着は僕の範疇外だから置いといて(;´∀`)
歴史やオカルト系イケますのねムフ 綱吉公が定説の「生類憐れみの令」だけでの評価実は違うのですよ
その真の意味などお話したいですな(*´︶`*)
アバター
2022/03/27 23:30
こんばんは(・ω・)ノ 月曜日卒業式ですか( ..)φメモメモ 晴れ舞台ですね( *˙ω˙*)و グッ! 私の大学は、実家から自転車で通えるぐらいの所にあり、途中で車の免許を取り、親の車を借りて通っていましたが、卒業の時は母親が来ましたよ(=゚ω゚)ノ なんだか、23(一浪なので)にもなって見に来んなよって、恥ずかしい自分がいましたが、今思うと親に成長した姿を見せれてよかったです(`・ω・´)b それと、なんだか不規則な生活を送られているみたいですね( ..)φメモメモ 私も、大学時代お金がなくて、オンラインゲームをよくやっていたのですが、卒業間際まで昼夜逆転の生活で、会社に入ったら大変でした๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐ あと、おこがましいですが、この先就職されるとしたら、今までは、勉強をすると言う決められたことをこなしてきた毎日でしょうが、これからは、あおいさんが、自分自身で道を作っていかなければなりません( °o°)ハッ これから先、どんな仕事を選ぶのか、どんな会社に入るのか、途中で会社を辞めて転職しようとか、いろいろな人生の岐路があると思います( ̄ω ̄*)ウーン・・・ でも、大変なこともあるでしょうが、楽しいこともきっとあるはずです(☆∀☆)ニヤリ 是非、新社会人として頑張ってください( ー`дー´)キリッ 長文失礼しました(*- -)(*_ _)ペコリ
アバター
2022/03/27 17:30
楽しそうな歴史散策と勝負下着ww

私も勝負下着持ってないからサルート買おうかな。。やっぱり違うもんね。
あおいちゃんが今まで男運がなかったのは周りの男の見る目が無かったからだと思うよ。

あ、私2丁目のオカマバーは詳しいからそこだけは案内できるっよ~~wwwww



アバター
2022/03/27 15:09
こんにちわ(*'▽') 長文から、あおいさんは歴女と言うことと、お胸がプルンプルンだということがわかりました( ..)φメモメモ 失礼します(*- -)(*_ _)ペコリ
アバター
2022/03/26 17:24
う~ん 大作な一日。やじきた道中、膝栗毛って感じ。



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.