ドラゴンさんのおしゃべり
- カテゴリ：自作小説
- 2022/03/25 07:19:34
ここ数日、日付が変わる頃になると道の両端に寄せられていた雪を
除くために除雪車がほぼ毎晩来てくれています。
おかげ様で背丈よりも雪が低くなって視界が広がると世界も広がる感じがします(*^-^*)
道路も大分アスファルトが見えてきて歩きやすい場所が増えました。
でも・・・一時期に比べて大雪の日がずっとなかった間、
除雪車が来る頻度がかなり減っていた為でしょうか
今年は沢山聞いて慣れきっていたはずの除雪作業の音でなかなか寝付けなかったり
して・・・人間って慣れたつもりが、ちょっと無くなるとすぐ忘れちゃう生き物なんでしょうか(^▽^;)
うう、やっぱりまた音が気になる・・・と思いながら本を読んだり、
ネットを見ているうちに・・・結局寝落ちしております。
その影響か読書はかなり進んでいますが( ´艸｀)
大分きれいになってきたのであと数日したら作業もきっと終えられるんじゃないかなと期待しています。
作業されている方には本当に感謝です。今年はものすごい雪でしたからね。
きっと例年よりも長時間で連日の勤務だったのではないでしょうか。
有難いことですね。
そんな最近の私の夜の暮らしを基に
昨日の投稿をミントの国での一コマを描いたコーデを作ってみました。
実はミントの国の女王様には姉妹がおりました。
この女性は女王の姉で、以前いたずらしたドラゴンを諫めていたあの騎士でした。
（偶然コーデを合わせていたら年末にコーデした騎士と同じような雰囲気になったのでせっかくなら、彼女の別の姿ということにしてみました(´艸｀*)）
ミント王国の王族で長女だったので女王候補として育てられていましたが
彼女は女王になることよりも国民に直接手助けをしたり、
一緒に暮らしていくことを望み、王族としては珍しく騎士として認められるまで
修行を積み、今では自分の部隊を持つまでの立派な騎士になりました。
今日は見回りの仕事もお休みなので大好きなチョコミントパフェを食べに街まで
出てきました。
王族は基本的に伝統的なデザインの衣装がきまっていて、この服装は女王と同じものです。王とその他の王族であっても区別をつけず同じようにあるべきとの考え方から同じ服を着用するのが伝統なのでした。
杖や装飾具については一人ずつ違い、女王は代々王だけが持つ杖を持っています。
この王女様は普段は騎士として働いているので剣と杖を持ち歩いていますが、
それ以外の時は大好きな蝶々とアクアマリンの石のついた魔力を増幅できる杖を愛用しています。
それから魔法を発動しているときは目が青くなりますが
普段は綺麗な黒曜石の様な瞳をしています。
お城から歩いてしばらくして街までが見えてきた所で赤ちゃんドラゴンと偶然ばったり出会いました。
年末以来の再会だったのでドラゴンはこれまで頑張った事やら楽しかったことなどをとめどなくおしゃべりしています。
お行儀も良くなり賢くなった様子のドラゴンを見て喜ぶ王女様でしたが、
独特な音と大きな音が特徴の竜語でずっと話しかけられているとちょっとくたびれてきました。
そこで「ちょっと待っていてね」とドラゴンに言うと王女様はいつものカフェでチョコミントパフェを買って帰ってきました。
「さあどうぞ、続きを聞くわよ(#^^#)」
美味しいパフェを食べながらなら、のんびりした気持ちで
もうしばらくはドラゴンのおしゃべりに付き合ってあげるつもりの様ですね。たくさん頑張った子のお話は少しくらい音が大きくても聞いてあげなくちゃね(#^^#)と王女様。
この大らかさと親しみやすい性格のせいか、彼女が国の中を出歩いていると、どんな人でも声をかけてくるようです。
私はお城にいるよりもここにいた方が性に合うのよね(^_-)-☆
こんな風に言って回っていて、最近ではお城の外で暮らすことを夢見ているようです。
コーデもファンタジーの世界の住人といった感じで、素敵だと思います。♪
王族騎士でドラゴン使いのお姉さま
凛々しおすなぁ ヽ(=´▽`=)ﾉ