絶対の掟
- カテゴリ:ニュース
- 2022/03/30 11:39:02
世間ではオスカー俳優のビンタ問題でいろいろ物議を醸しているようであるが・・・
みなさんは、一触即発、ヘタこくと殺人だって起きかねない現場に居合わせた、あるいは当事者だった、という経験がおありだろうか?
信じるか信じないかは自由だが、オレは3回ある。
そういった修羅場予備劇場に於いて、絶対の掟が存在する。
もう、お分かりであろう。
「先に手を出した方が悪い!」
である。
1回目。大学2年の時、オレらのシマで呑んでいたK大学生に無言でいきなりラリアットを喰らい、オレは床に倒れた。
双方睨み合い。大乱闘になるかと、思いきや。
相手のサークルの幹事長らしき人が、オレに1万円(1981年)握らせて言った。
「すんません。先に手でしたこっちが悪いです。こいつ、泥酔してるもんで。これで勘弁してください。納得できなければ、警察呼んでいただいて結構です」
敵ながら天晴。オレと仲間はタダ酒をはしごした。
2回目。オレが35歳の時。近くのコンビニに入ると、オヤジが女性店員に襲い掛かっていた。
次の例でもそうだが、オヤジはこういう場合、女性の髪の毛を引っ張りにくるのだろうか?止めに入るか迷ったオレ。
しかし、次の瞬間、女性店員は絶叫し、場が収まった。
「先に手出した方が絶対に悪いんだよ!警察呼ぶからね」
ほどなくしてオヤジは連行されて行った。
3回目。これはオレ43歳。自分のいのちの危険を感じた時。
駅エスカレータの上で、目が潤ろなオヤジが若い女性に馬乗りになって、やはり髪を引っ張っている。
女性は、「助けて!」と叫んでいるが、通りゆく人々は無視。
オレは、妙に義侠心のある人間だ。
たとえ殺されてもここは行くしかない。
「止めなさい!死んでしまうよ」
オレが引きはがしにかかると、そのオヤジは今度はオレに襲い掛かってオレの右手に嚙みついた。ちょっとだけ出血。
「この女が悪いんだ!」
オヤジ反論。
しかし、この時のオレも、こう言った。
「先に手を出した方が悪いでしょうがっ!」
オヤジは急に大人しくなり、その女性は事なきを得。オヤジは鉄道公安室に連れて行かれた。
しかしである。
最近、大ニュースとなった宇都宮暴行事件では、加害者の若造はこう言って開き直ったらしい。
「相手が先に手を出したんだ。こっちは正当防衛だ!」
まあ、オレの3回の実体験から言えば、やっぱ先に手出した方が悪かったんだけど、ね。
*記述はすべてノンフィクションです。極力話を盛らないように注意して書きました。
肝に銘じて置こう^^b
大学2年の時の学園祭で、居酒屋営業をやっていた私たちは11時に店を閉めないと
次の日は営業させないと執行部から言われていて、何度か警告の見回りも来ていた。
店の奥の方でクラスメイトと助手が何やら口喧嘩ぽくなっていた。
「悪いけど外でやってください!」とテーブルを拭きながら言ったら、
クラスメイトが奥から飛んできて私に殴りかかりました。
即座に回りの連中が取り押さえたけど、悔しくて、後から涙がこぼれてしまった;;
外だったら警察に突き出されても仕方がない事をあいつはやったのよね・・・
なんか、思い出しちゃったw
男に手をあげられたのは、いや、女にもだけど後にも先にもそれだけだった
考えると本当に腹が立つ、そのあとも謝罪はなかったな・・・
それ以来酔っ払いが大嫌いです;; 覚えてないのかな?
被害者は一生忘れたくても忘れられないのよね・・・;;